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「じつは日ハムが1年前から狙っていた」甲子園優勝投手はなぜ“3位指名”だった? ドラフト当日の末吉良丞に密着「巨人の織田翔希“強行指名”にビックリ」
posted2026/11/01 06:00
日本ハムから3位指名を受けた末吉良丞。昨夏の甲子園優勝投手はプロでの捲土重来を誓っている
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Takarin Matsunaga
日ハムスカウトの熱視線「やっぱり末吉君ですよ」
「いやあ、いっても下位でしょう」
この日のために8:2分けのツーブロックの髪型で決めた末吉良丞が、はにかみながら小声でそう謙遜した。
ドラフト会議当日の10月22日。記者会見場となった沖縄尚学高校5階の講堂には、野球部員を含むクラスの仲間たちが集まり、正面の100インチほどの大スクリーンで中継を見守った。その最前列の真ん中に、少しだけ大人の雰囲気を纏った末吉が、借りてきた猫のようにちょこんと座っていた。
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17時、ドラフト会議が始まる。末吉はさほど表情を変えなかったが、巨人がメジャー志望の織田翔希を1位指名すると、「おおー」と目と口を丸くして驚きの声をあげた。全12球団の1位指名が終わると、末吉はほんの一瞬だけ口元をギュッと結んだ。
昨夏の甲子園で優勝し、2年生でただひとり高校日本代表に選ばれた末吉への期待値は、一時は頂点に達していた。2025年に地元沖縄で開催されたU-18ワールドカップでも日米のスカウトの注目を集めた。
なかでも、日本ハムの坂本晃一スカウトの言葉はもっとも熱を帯びていた。
「やっぱり末吉君ですよ。日進月歩の成長を見せています。ストレートが走っていたらグイグイ押しながらも緩急をつけて、変化球もキレや精度を回ごとに修正するなど、常に考えて投げていますよ」
2位指名も終わり、会場の空気が少し重くなる。3位指名のアナウンスが始まる。阪神、ソフトバンク、巨人、西武、DeNAと続いても「末吉」の名は出ない。焦りと緊張感が頂点に達しかけた、まさにそのときだった。
名前が読み上げられた瞬間、本人はどんな反応を見せたのか。怪我に苦しんだ甲子園優勝投手のドラフト会見の内幕や、対戦相手からの「重要証言」は、記事本編でさらに詳しく描かれている。
<続く>
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