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「初めて、演技をするのが怖い」中井亜美18歳がフリー直後に涙…異変に気付いたコーチ「苦しかったんだろうな」GPフランス大会2連覇の“知られざる舞台裏”
posted2026/10/31 11:03
笑顔でフランス大会フリーの演技を行う中井亜美(18歳)
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田村明子Akiko Tamura
photograph by
Getty Images
フランスのアンジェで10月23日から開催された今季のGP開幕戦、GPフランス大会。女子は18歳の中井亜美が昨シーズンに次いで、二度目の優勝を果たした。SPでは得意の3アクセルで失敗し、3位からの逆転優勝だった。
「演技をするのが怖い」フリー直後に“涙”の理由
フリーはデイビッド・ウイルソン振付、「パリのアメリカ人」などガーシュインのメドレー。鮮やかな黄色の衣装に身を包み、笑顔で氷の中央に立った。冒頭の3アクセルの着氷は前のめりになったものの回り切って耐え、3ルッツ+3トウループ、3フリップと、順調にジャンプを成功させていった。3ループ+2アクセル+2アクセルのシークエンス、2度目の3ルッツ、そして最後の3ループをきれいに成功させると思わず拳を握りしめ、抑えきれないような笑顔を見せながらスピンを回った。
演技を終えると、大きな歓声に応えて観客に手を振りながら、感極まったように涙ぐんだ。会見で涙の理由を聞くと、中井はこう答えた。
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「初めて、こんなにも演技をするのが怖いと思っていて。でもこの怖さを乗り越えられた時に、最後のポーズをとった時に、こんなにも良い演技ができた、乗り越えられたという嬉しさと共に、涙が出てきてしまって……」と心情を語った。
中井を救った“母からのLINE”
その怖さの理由を、中井はこのように説明した。
「日本にいる時はすごく調子が良かったんですけど、こっちに来てから迷いが出たり、不安な部分がたくさんあった。それがやっぱり『このままだと全然いい演技ができない』とか、そういう風に思っていて。このままじゃ駄目だって(自分に)言い聞かせてたんですけど、ずっと迷ってたから怖いなって思ってました」
そんな彼女がフリー演技直前に気持ちを切り替えられたのは、母親からのLINEがきっかけだったという。


