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「ゼッケンの下に汗の泡が…」二冠馬ロブチェンの“異変”「出遅れに悲鳴」菊花賞レース前に何が起きていた? 勝者ゴーイントゥスカイ陣営の“ある予感” 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byKeiji Ishikawa

posted2026/10/28 11:29

「ゼッケンの下に汗の泡が…」二冠馬ロブチェンの“異変”「出遅れに悲鳴」菊花賞レース前に何が起きていた? 勝者ゴーイントゥスカイ陣営の“ある予感”<Number Web> photograph by Keiji Ishikawa

菊花賞で三冠達成を期待されたロブチェン。パドックの序盤はそれほど発汗していなかったが、次第にゼッケンの下が白く泡立っていった

良馬場に回復「流れが来ている」調教師の予感

 そして、迎えた25日、菊花賞当日。京都競馬場では朝から雨が降り、芝コースは一時、重馬場となった。

 しかし、やがて雨が上がり、馬場は回復しはじめた。

 天気予報は外れた。

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 午後の最初のレースの新馬戦は稍重で行われた。

 歴史的瞬間を目撃すべく大勢のファンが訪れ、最終的には前年比138.6%の5万2126人が集まった。

 その熱気は凄まじく、メインの菊花賞の前の特別レースでさえ、ゴールが近づくと歓声で実況が聞こえなくなるほどだった。

 京都競馬場の芝コースは、菊花賞が発走する前に良馬場に変わっていた。

 菊花賞のパドックで良馬場に変わったことを知った上原調教師は、驚きながらも、こう思ったという。

――何か、流れが来ているな。

ロブチェンの“異変”「ゼッケンの下に汗の泡が…」

 メインレースのパドックに姿を現したロブチェンは、気合いを表に出し、馬銜を確かめるように口元を動かしていた。春までは、伸ばした首を下げてゆったりと歩いていたのだが、前走の神戸新聞杯のパドックでも、いくらか力んでいるように見えた。

 入れ込む、というほどではなかったが、周回を重ねるにつれ、ゼッケンの下の汗の泡立ちが目立つようになってきた。

 前走は、着差が示すとおりの接戦で、トライアルとしては激しすぎるレースになったことが気になっていたのだが、一夜明けたらいつものロブチェンに戻っていたというから、それとは別の理由なのか。

 最終的な単勝オッズはロブチェンが1.8倍。2番人気のダノンヒストリーが3.0倍、3番人気のゴーイントゥスカイが12.0倍。

 結局、午後は雨が降らないまま、18頭がゲートに収まった。

 ゲートが開いた。

 スタート直後、スタンドから驚きの声と悲鳴が上がった。

<つづく>

#2に続く
「ロブチェン松山弘平の第一声は謝罪だった」“まさかの14着”菊花賞の誤算とは何だったのか?「とにかく内で」ゴーイントゥスカイ武豊は“動かなかった”

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