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「ザイオン世界一!」「感服だ」鈴木彩艶が“超人セーブ連発”マンC退治に英国ファンも知将エメリもウットリ「本当に良いGKは…」川口能活の証言が沁みる 

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山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

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photograph byHarry Murphy/Getty Images

posted2026/10/27 17:45

「ザイオン世界一!」「感服だ」鈴木彩艶が“超人セーブ連発”マンC退治に英国ファンも知将エメリもウットリ「本当に良いGKは…」川口能活の証言が沁みる<Number Web> photograph by Harry Murphy/Getty Images

シティ相手にスーパーセーブ連発。アストンビラファンのチャントのように、鈴木彩艶は本当に「世界一のGK」になるのかもしれない

「チームの危機を救ってくれることが第一だ」

 GKとしての役割を強調し、プレミア初挑戦の24歳が見せる向上意欲と適応能力に「感服している」と述べていた。

 指揮官は、鈴木をこうも評価している。

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「その上で、精度の高い長短のパスでもチームに貢献してもらえる」

 エメリ体制下のアストンビラは、後方ビルドアップで敵のプレスを誘い出そうとするが、チャンスと見れば一気に前線へとボールを運びもする。その起点ともなる鈴木は、ハーランドが距離を詰めてきても落ち着いて繋ぐ一方で、既にトレードマークとも言える、ライナー性のキックを敵陣内へと放ってもいた。

興味深い先駆者・川口能活の言葉

 もっとも、シティ戦でのゴールキックは、すこぶる高い鈴木の水準からすれば「並」の出来だっただろう。前半、左ウイングへのロングフィードが、珍しく直接タッチラインを割ると、ラジオ局『トークスポーツ』の実況担当が、実際に英国を襲った嵐の影響にかけて、「きっと風のせいでしょう」と冗談交じりに言っていた。

 昨季まで正GKを務めたエミリアーノ・マルティネス(現チェルシー)も、セーブとキックの双方で貢献するトップクラスの守護神だ。だが個人的には、鈴木が立つようになったアストンビラのゴールマウスに、より以上の安定感を覚える。

 思い出すのは、川口能活(現ジュビロ磐田GKコーチ)の言葉である。現役時代には長らく日本GK界の頂点に立ち、イングランドではポーツマスでもプレーした川口は、先駆者として海外に挑戦していた当時、こう言っていた。

「本当に良いGKというのは、構えからして良いものなんです」

 マルティネスには、どちらかというと「バタバタ」する印象があるのだが、見ていると、恵まれた体格が自軍ゴール前でより大きく見える鈴木には、無駄な動きがない。瞬時に敵のシュートに反応すべく、その場で小刻みに足を動かしたりはするが、左右どちらかに体重が傾き、逆に反応の遅れを招いてしまうようなことがない。

【次ページ】 彩艶のシティ戦スーパーセーブ連発動画を見る

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