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プレミアリーグの時間BACK NUMBER
鈴木彩艶でも鎌田大地でもできない快挙…「日本代表とほぼ無縁」「大卒→J2上がり」30歳MFがプレミア初先発「やっとここまで来た」坂元達裕とは何者か
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山中忍Shinobu Yamanaka
photograph byAlex Pantling/Getty Images
posted2026/10/24 06:01
日本代表とほぼ無縁の30歳・坂元達裕が、世界最強リーグでスタメン奪取を果たした
前シーズン後半戦で負った腰椎の突起部分を骨折する大怪我から復帰こそしたものの、その当時はベンチスタートが多く、この試合でも最後の数分間しかピッチに立てなかった。前述した言葉は、取材後の別れ際に「誕生日おめでとうございます」と伝えた際の反応だった。
それでも、坂元は鋭い切り返しでアクセントをつけるドリブルから相手ゴールを脅かし、自陣内まで戻っての守備も疎かにしない。
ゆえに無名に近い日本人選手でも、移籍当初からコベントリーの首脳陣とファンから、高い評価と人気を得ていた。一方で、ベルギーからイングランドへの環境とレベルの変化を、このようにも表現していた。
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「ここに来るまで怪我は少ない方でしたけど、削られたり、当たりも厳しい中で試合数も多いですし、タフなリーグだと思います」
足首の怪我から戻ったと思いきや、脚に8針の裂傷を負ったこともあった。24年11月からのフランク・ランパード体制下で、クラブが四半世紀ぶりのプレミア復帰を決めた2025-26季も、終盤戦で肋骨を痛める“名誉の負傷”により、チャンピオンシップ優勝の喜びをピッチ上で味わうことはできなかった。
やっとここまで来た初先発…いきなり存在感
そんな紆余曲折あったキャリアを経てのプレミア初先発。トッテナム戦後、坂元は素直な気持ちも明かしてくれている。
「僕は大学(東洋大学)を卒業してプロになって、J2からスタートして1歩ずつ階段を上って、やっとここまで来たという思いが強い。30歳手前にしてプレミアでスタメンを獲れたことは、僕にとって凄く大きい」
そんなコベントリーの“タツ”だけに、トッテナム戦はプレミアで勝ち取ったと胸を張れる初先発のチャンスだった。そこで坂元はいきなり存在感を示した。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

