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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
名門・古豪がまさかの落選? 箱根駅伝“波乱の予選会”ウラ話「昨年は17秒差で敗退」常連校はギリギリ通過で復活も…監督「手放しで喜べない」
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小堀隆司Takashi Kohori
photograph byYuki Suenaga
posted2026/10/19 17:02
前回大会まで4大会連続で箱根路を駆けていた立教大が13位で予選会落ち。他にも“意外な波乱”が起きることに
レース直後、成績表に目をやった監督は、うーんと考え込んでしまった。
「全体的に20~30秒ずつ悪いですね。なにが良くなかったのか……。私の中では調整練習に関してもバッチリできていて、練習の流れ自体も悪くなかった。それを受けてのこの結果というのは……これからしっかりと分析するしかないですね」
例年以上に気温が上がり、前半の駐屯地内では強い向かい風が吹くという悪条件ではあった。だが、それを言い訳にしないのは、気象条件はどの大学も同じであるからだろう。
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敗因を探るのは非常に難しい。感情の整理が追いつかない、レース直後であればなおさらだ。
前回出場の立大は…13位で“落選”
前回は10位に滑り込んだが、今回は13位(10時間44分01秒)で涙をのんだ。立大の髙林裕介監督もまた、天国と地獄の両方を味わうことになった。
なにが良くなかったのか。監督が言葉を振り絞る。
「ちょっとこう、中間層の選手たちが前半自重をしてしまいました。どの大学も後半勝負と言いつつ、5kmまででも攻めていましたので。前半抑えた分、後半伸びれば良かったんですけど、結局そこでも巻き返せず。本当に小さくまとまってしまいましたね」
立大も大きなブレーキがあったわけではなかった。2分台後半でエースの原田颯大(4年)と西澤匡哉(2年)が走り、チーム10番手の1年生も1時間6分1秒と粘った。だが一桁順位で走る稼ぎ頭が不在で、3番手以降の選手がみな4分台から下の記録では話にならない。
監督が反省したのは、主力層の育成だった。
「去年までのエースがやっぱり力強かったことがあって、総合的な部分で追いつかなかった。もちろん、こうなる(戦力がやや落ちる)ことは分かっていたので、どう盛り返すかをテーマに、とくに夏合宿以降はしっかり良い形でトレーニングはできていたんですけどね。原田や西澤に続く存在がなかなか出てこなかったです。走力的な底上げはできたけど、もう一段上げないと戦えない。そこがうちの課題ですね」
立大は2年前の予選会では首位通過を果たしていた。その経験を持つ選手たちがいてなお、チーム力をキープすることは難しかった。

