炎の一筆入魂BACK NUMBER
床田、森下、坂倉の主力3人FA流出危機…「生まれ変わる」と誓ったカープはゾンビたばこに続き新たな課題を乗り越えられるか?
posted2026/10/16 11:01
床田がFA移籍となれば、カープは今季8勝の勝ち頭を失うことになる
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前原淳Jun Maehara
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JIJI PRESS
秋晴れの陽光に照らされたマツダスタジアムに、赤いユニホームを着た広島ナインが再集結した。シーズン最終戦から8日後の10月15日、秋季練習初日。来季へ向けた戦いの幕開けを意味する。
「来年しっかりやるためには、今苦しんでおかないと笑えないと思う。秋季練習、秋季キャンプで徹底的に体をいじめてもらいます」
新井貴浩監督はどこか、心が晴れたような表情で語った。本拠地最終戦でファンに誓った言葉、「生まれ変わる──」。来季、広島は大きな転換期を迎える。
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「今年はいろいろあって、笑いたいけど笑えない状況だった。もともと感情が出てしまうタイプなので、来シーズンは普通の自分に戻りたいなと思います。すべてを解放したい。今年は普通じゃなかったので、普通にやりたい」
シーズンを終えた10月9日、オーナー報告を終えた指揮官は笑顔を交えて語った。
生まれ変わるための施策
今季の広島はゾンビたばこ問題に振り回された。1月に逮捕された元選手による証言や週刊誌報道により、疑惑の目は球団にも向けられた。応援するファンも後ろめたい思いがぬぐえなかったに違いない。新井監督はすべての責任を背負うようにベンチで感情を押し殺し、指揮を執っていた。
球団は生まれ変わるために大ナタを振るった。10月1日に小園海斗、矢野雅哉、田村俊介、前川誠太を自由契約とした。球団の内部調査では「シロ」でありながらも、疑惑を向けられた選手に下した厳しい判断。信頼回復とイメージ向上を目指す姿勢を示した。
来季に向け、ヤクルトで監督やGMといった要職を経験した小川淳司氏を編成部門に招聘することも明らかとなった。確かに広島は変わろうとしている。ただ、3年連続Bクラスに終わったチームの変革には多くの課題が残されている。

