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石川祐希と高橋藍だけじゃない…男子バレー“分厚すぎるOHの壁”「大塚、甲斐を見習わないと」28歳新井雄大と25歳後藤陸翔が見つめ直した現在地
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph byNaoki Nishimura/AFLO SPORT
posted2026/10/08 11:01
高い打点の力強いスパイクが武器の新井雄大。アジア競技大会ではキャプテンを務めた
イランに敗れた日本代表は、銀メダルに終わった。
アジア選手権に続いて参加した大塚は「このメンバーで勝って、日本の男子バレーは強いと証明したかった」と悔しさを滲ませた。ただ、劣勢でも最後までボールを呼び、戦い続けた大塚の姿勢は2人の心に火をつけた。それは金メダル以上に価値があることだったかもしれない。
後藤は「自分もそこ(ロス五輪)を目指しているのでもっとレベルアップしたい」と言い切り、苦しんだ新井もイランにマッチポイントを握られた場面でハイセットを打ち込み、一矢を報いた。新井は「何もできなかった」と漏らしたが、意地で決めた1点がこれからの原動力になる。
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「大塚もA代表ではなかなか出場機会がなくて、今ここで、僕たちが経験しているようなことをもっともっとたくさん経験してきた。アジア選手権も、もっと出たかったと思うし、フラストレーションがたまっている中でも、アジア競技大会に出ればあれだけのパフォーマンスを出せる。その凄さを改めて見せられたし、僕も見習わないといけない。大塚だけじゃなく甲斐もそうです。あの2人はもちろんですが、他の選手にも負けないように自分の良さを大事な舞台で出せるように、もっとガツガツしないといけない。そうじゃないと、届かないので、ここから這い上がれるように。鍛え直します」(新井)
ロサンゼルス五輪の舞台に立てるのは、わずか12名。アウトサイドヒッターというポジションに限っていえば、多くて5名。序列をひとつずつ崩し、分厚く、高い壁を越えなければその場所には到底届かない。
誰が出ても強い――最強ニッポンのサバイバルを勝ち抜くのは、やはり至難の業だ。

