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核心にシュートを!BACK NUMBER
〈日本3-1ウルグアイの深層〉FW上田綺世の仕事ぶりは塩貝健人へのアシストだけでなく…じつは“W杯オランダ戦の再現”だった「共鳴力、素晴らしいなと」
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/09/25 17:39
ウルグアイ戦で1ゴール1アシストをマークした上田綺世。試合後に発した言葉も興味深かった
「今回の活動に臨むにあたってW杯はもちろん、その前に強豪相手に勝利した今年3月のイングランド戦や2025年10月のブラジル戦についても、しっかりチームで振り返っていたそうなんですね」
――W杯優勝を狙うクラスの国との対戦について、あらためて考えていたと。
「はい。その先にチームとして考えたことを、上田選手はこう表現していました。『僕らが今後どういうサッカーをしていくのかが、コンセプトで。守備で、もっと主体的にボールを奪いに行く(ことが大事になる)。格上相手にもっと、自分たちからアクションを起こして、ボールを奪いに行く守備もしていかないといけない』と。そういうコンセンサスが取れていたそうなんです」
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――しかし、オランダ戦の1点目のシーンが上田選手のプレスがきっかけだったとは。ただ、W杯ブラジル戦を踏まえると、上田選手の言う通りですね。
「はい。今日は前田大然選手がセンターフォワードで先発でしたが、森保一監督は守備でのプレスの部分でも期待して送り出していたようです。上田選手も、前田選手が前半にたびたび見せていた前線からのプレスを称えていました」
切り札としての「戦術カタール」
――なるほど。前田選手のセンターフォワード起用は第2次森保政権ではあまり多くなかったですけど、この試合ではセンターフォワードに戻ったのにも理由があったのですね。
「前田選手がセンターフォワードとして輝いていた時期って覚えていますか?」
――カタールW杯ですよね。あ! ということは……。
「前線からの強烈なプレスからゴールをおとしいれるような形、ありましたよね。選手たちは冗談交じりに『戦術カタール』と呼んでいるわけですが、『戦術カタール』の立役者の一人が前田選手だったことは忘れてはいけませんよね。ただ、今の日本代表がハイプレスを90分続けるサッカーをしたいわけではなく、必要なときに繰り出させる切り札を持ちたいようです」
上田は自身の出来より「共鳴力」に胸を張った
――チームとして取り組むべき課題が見えていて、それが出せたのですから上田選手も手応えを語っていたのでは?

