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「最強ソフトバンクに2連敗→4連勝」あの熱血男が覚醒…日本シリーズMVPになった“納得の理由”「負けて悔しくないんか?」7年前からあった“怒り” 

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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photograph byNanae Suzuki

posted2026/09/29 17:03

「最強ソフトバンクに2連敗→4連勝」あの熱血男が覚醒…日本シリーズMVPになった“納得の理由”「負けて悔しくないんか?」7年前からあった“怒り”<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

DeNAに在籍していた2024年に日本シリーズで最高殊勲選手賞(MVP)を獲得。チームの日本一に貢献した桑原将志

シリアスな表情でつぶやいた「一言」

 あれから7年の月日が経った。入団5年目の2016年にレギュラーになったが、その後、不振によりスタメンを外されることもしばしばあった。だが、持ち前の根性で真摯に野球に向き合ってきた。すでに2011年のドラフト同期は全員がチームを去り、桑原だけがとどまっている。

「皆が厳しい世界ってわかっているんで。結果が残せない者は、この世界を去っていかなければいけないんですよ」

 30歳に差し掛かるときのことだ。話していると、そう桑原はつぶやいた。とてもシリアスな表情だった。

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「僕もね、絶対にそうなるまいともがき、しがみつきながらやっています。一度も自分は大丈夫だなんて思ったことはないですよ。正直、いつも不安ですよ。でもそれに打ち勝てるように」

 華やかではある一方、明日がわからない非情な世界。そう言うと、桑原はちょっとだけ表情をゆるめてつづけた。

「まあ、いつも不安と言いましたけど、四六時中そういうわけではないですよ。ふとしたときにポンって思い出すんです。けどその程度ならストレスになりません。やっぱ思い込みって一番怖いじゃないですか。なるべく、自分を追い込まないように」

 そして照れくさそうに笑って言うのだ。

「余裕はないけど、立場的に堂々としておかなければいけないですからね」《第2回に続く》

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#2に続く
DeNA“あの助っ人外国人”が重要証言「一番面白いチームメイト? それはクワだよ」桑原将志“異様な明るさ”の秘密「じつは繊細、暗い過去も…」

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