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第3次森保ジャパン「W杯の26人中20人招集」“変化のないメンバー”になった納得の理由…「バトンをつなぐ」森保一監督が担う“ふたつのタスク”とは?
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/09/21 17:00
ラウンド32でブラジルに敗れた北中米W杯。来年アジアカップまで続投となった森保一監督の“第3次政権”がスタートした
ロス五輪世代への“継承”も狙いのひとつに
森保監督は、「バトンをつなぐ」という表現を好んで使う。第一義的には、スタメンとサブメンバーがバトンをつないで勝利をつかみ取ることを指す。同時に、日本代表としてこれまで戦ってきた選手たちの思いを汲み取り、国を背負って戦う喜び、責任、覚悟といったものを継承していくことも含まれている。
責任や覚悟といったメンタリティの継承を大切にするのは、それが大一番での一体感につながってくるからだ。拮抗した展開、追いかける展開では、日本代表として戦うことの尊さを自覚することがチームの力になる。過去2度のアジアカップとW杯で、森保監督はその意味を強く認識してきた。
今回リストアップされたなかで、GK小久保玲央ブライアン、MF田中聡、MF佐野航大、初代表のMF松木玖生はパリ五輪世代だ。田中は自身初のブンデスリーガで、佐野は新天地PSV(オランダ)で、印象的なプレーを見せている。松木もイングランド・チャンピオンシップのサウサンプトンで、開幕から7節まで連続出場を続けている。
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21歳の齋藤俊輔は、ベルギーのウェステルローで開幕から7試合で3ゴールを記録している。今夏にバレンシアへ移籍した19歳のMF佐藤龍之介は、3月以来の招集となった。彼らふたりは塩貝健人、後藤啓介と同じロス五輪世代である。
ヨーロッパでアピールをしているタレントを代表へ吸い上げることは、チームに健全な競争をもたらす。それとともに、今回の活動を通して日本代表としてのメンタリティを継承してもらうとの狙いがあるはずだ。
Jリーグの「いま呼ぶべき選手」を招集する意義
Jリーグで結果を残している選手の名前もある。MF熊坂光希、MF相馬勇紀、FW谷村海那だ。
熊坂は昨年6月に初招集されたが、代表活動中の大ケガで国際Aマッチデビューは見送られた。長期離脱を経て迎えた26-27シーズンは、ボランチのポジションでボール奪取能力を見せつつ、攻撃の起点となっている。185センチのサイズも彼の強みだ。ボランチでは佐野海舟や田中碧らがポジション争いをリードするが、熊坂を戦力に組み込むことで高さを加えることができる。

