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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「ここは、自分しかいない」劣勢の中継ぎという厳しい仕事を担当するDeNA若松尚輝の“準備の心得”「気持ちを入れつつ、抜くところは抜いて」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byKYODO
posted2026/09/07 11:03
先発が崩れた試合の中継ぎという難しい職場で奮闘する2年目、若松尚輝。心と体の「準備術」を聞いた
「あのときはビドが初回から打ち込まれていたので、行く準備はできていました。登板間隔が空いていたのですが(7月25日以来の登板)、とにかく平常心でいつも通りやろうって」
破綻しそうな試合、いやもうすでに破綻している状況において、若松はどんな思いでマウンドに立っているのだろうか。
求められるのは、テンポよく投げること
「ああいう試合や場面で求められるのは、無駄なフォアボールを出さず、テンポよくストライク先行でピッチングすることだと思うんです。久しぶりの登板で不安はありましたが、そこは自分でコントロールできることではないですし、次に声が掛かったときそれを言い訳にしない準備をしてきたので、その心構えがいい結果に繋がったと思います」
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まだ試合序盤、点差はあるがテンポのよい投球を心掛け、攻撃陣にいいリズムでバトンを渡し、反撃を我慢強く待つ。これが中ロングの重要な役割でもある。
「とにかく他のピッチャーの負担も考えて、自分が長いイニングを投げることが大事だと思いマウンドに立っていました。ただあの試合、5イニング近く投げることになるとは思っていませんでしたね」
そう言うと若松は少しだけ笑顔を見せた。
〈全2回の1回目/つづきを読む〉
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