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MVPの可能性は「事実上、消滅」でも…米メディア「ドジャースは指名打者としての回復を優先するだろう」どうなる“大谷翔平の投手復帰”問題 

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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posted2026/09/06 06:01

MVPの可能性は「事実上、消滅」でも…米メディア「ドジャースは指名打者としての回復を優先するだろう」どうなる“大谷翔平の投手復帰”問題<Number Web> photograph by Getty Images

今季初めて2試合続けてスタメンを外れ、ベンチから試合を眺めるドジャースの大谷翔平。果たして二刀流はどうなるか?

 当時の大谷は、投手として防御率0.82と圧倒的な成績を残す一方、打者としては打率.240、OPS.799。十分なイニングを投げなければサイ・ヤング賞には届かないとの見方がある一方、MVP争いには打撃の復調が必要とも指摘されていた。つまり前半戦は、「投手を続けるべきか」ではなく「好調な投球をどこまで伸ばし、低調な打撃をどう立て直すか」が議論になっていた。

 ところがシーズン終盤となった現在、大谷は複数箇所に違和感を抱え、投手復帰へ向けた調整の再開と並行して打撃は下降した。

 前半戦に一度は「投手・大谷をもっと見たい」という方向へ逆転した議論が、現在は再び「投手を休ませ、打者に専念させるべきではないか」という方向へ戻りつつある。

投球プログラム再開後…打撃成績が急降下!?

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 大谷は左膝の炎症や右上腕部の違和感により、7月3日を最後に登板していない。

 8月8日に投球プログラムを再開したが、それ以降の打撃成績は93打数19安打、打率.204、OPS.704、32三振。投球の負荷を上げるのと並行して、打撃成績が下降している。ただし、ロバーツ監督は両者の因果関係について、現時点では「自身の推測にすぎない」とも断っている。

『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると、ロバーツ監督は大谷を今季残りの期間、投手として登板させない可能性も「選択肢に入っている」と説明した。ただし、現時点で決断を下したわけではなく、直ちに決めなければならない段階でもないという。

『ロサンゼルス・タイムズ』は、大谷の投手復帰よりも打者としての状態を優先すべきとの見方を示している。

 ドジャースは先発陣にタリク・スクーバルを加えており、大谷が登板できなくてもローテーションを組むことは可能だ。一方、低調な打線に大谷の存在は欠かせない。同紙は、投手復帰への挑戦が打撃を損なうのであれば、今季の登板を選択肢から外すことがチームにとって最善かもしれないと分析した。

【次ページ】 投手復帰断念なら…MVPの可能性は「事実上、消滅」

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