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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
大谷翔平もできなかった「二刀流で直接アメリカへ」19歳・森井翔太郎がこなす“驚異的スケジュール”とアスレチックスの戦略「二つやらない選択肢はない」
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph byYuki Yamada
posted2026/09/05 17:03
マイナーリーグで投打とも少しずつ、しかし着実に経験を積んできた
2018年、エンゼルスに入団した当初、大谷翔平は先発登板する前後は打者として試合を欠場していた。登板前日は、体力を温存し、登板後は回復に努める。基本的に中6~7日で週1度先発させ、登板前日、登板当日、翌日は打者として起用しない慎重なプランを採用。登板間にはDHとして週2~4試合程度に出場していた。
球団から求められている指標は…
チームは、森井本人とのコミュニケーションを重ねながら負荷を調整している。投打についてもケネディ監督は「両方均等に育成している」と説明した。投手としては5月頃に1イニング、20球の球数制限からスタート。8月には50球まで増えた。
森井本人が振り返る。
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「最初、5月とかは1イニングしか投げられなかった。本当に最初は20球の球数制限があったのが、今は50球になった。そこから考えたら、順調に体は強化されていると思います」
現状、決して見栄えする数字や成績ではない。森井が球団から求められている指標を尋ねると、答えは明確だった。
「ストライクパーセンテージしかないですね。防御率とかはそこまで言われないですけど、本当にストライクの率を60%、65%、70%に上げていくように言われています」
目的は「1Aの打者を抑える」ことではなく…
特にファーストストライクは、基本的にストライクゾーン内で勝負するよう求められているという。
8月13日のダイヤモンドバックス傘下1Aビサリア・ローハイド戦では、その育成方針を象徴する場面があった。
初回、相手打者は森井の直球に振り遅れていた。だからこそ、ストレート中心の配球で打者を抑えた。しかし、コーチ陣から繰り返し使うよう求められていた球種がチェンジアップだった。
「チェンジアップをもっとうまく使えるようになっていかないと上で通用しない。もしかしたら今は真っすぐとスライダーで(1Aの打者を)抑えられるかもしれないですけど、それじゃあ駄目というか。今、抑えられればそれでいいのではなくて、もっと先を見据えなければいけないということは、ずっと言われています」


