酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
「ボコボコに打たれて」夏の甲子園を逃した投手も女子マネも…夢かなわず涙した球児がエスコンで歓喜の雄叫びを上げたワケ「1日目はシャイでしたが」
posted2026/08/31 17:21
「Ligaサマーキャンプin北海道」のファイナルゲームはエスコンフィールドで行なわれた
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広尾晃Kou Hiroo
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Kou Hiroo
3年目を迎えた「Ligaサマーキャンプin北海道」は、8月2日から8月10日まで開催された。
甲子園に行けなかった高校3年生が北海道に集結し、最後の夏に野球をやりきる催しだ。球場は8月3日~5日は新十津川町ピンネスタジアム、6日~9日は栗山町民球場、そして10日のファイナルはエスコンフィールドHOKKAIDOで開催。56人の選手が参加し、AGUILAS、TIGRES、LEONES、ESTRELLASの4チームに分かれてリーグ戦を行った。
それぞれの夏、それぞれの想い
天然芝が美しい栗山町民球場では、すでに4チームとも一体感ができて声も出て大いに盛り上がっていた。気温は27度ほど、風が吹きわたり猛暑の内地から考えると、考えられないほど快適だ。
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「今年は3年目で、スタッフ、運営者は何をすべきかがよくわかってきましたが、それだけに流れ作業にならないようにしないと。昨年の評判が良かったのか、今年は昨年の参加校の後輩が何人か来てくれました。また1年目に参加した選手が、ボランティアで手伝ってくれています」とコミッショナーを務める門真なみはや高校の藤本祐貴監督は語る。
56人の中には、いろいろな思いをもって参加している選手がいる。
〈稲川蒼梧:北海道遠軽高校 三塁手〉
「木製バットで野球ができるのがいいですね。それに全国から集まったいろんな選手の話が聞けるので、成長につなげられるんじゃないかと思います。うちの高校は北北海道大会3回戦で旭川明成高に負けました。Ligaにはかなり前から参加申請していて、甲子園に行けなかったら行こうと思っていました。
僕自身はスイングの強さが持ち味で、長打を何本か打つことができました。大学で野球を続けるつもりです。高校では主将もやらせてもらって、最後は悔いが残るような試合だったのですが、次のステップへの架け橋として成長できればと思います」
〈小池全:旭川実業高校 投手、内野手〉
「北北海道大会4回戦で滝川西高に敗退しました。先発してぼこぼこに打たれて、そのまま負けてしまったので悔いが残っています。引退してからLigaに参加することにしました。両親に相談したのですが、たまたま(開催期間中の)8月5日が僕の誕生日なので、大きな誕生祝として参加させてもらいました。カウントが取れるスライダーもありますが、一番はやっぱり力強いまっすぐが持ち味です。143km/hくらいです。
大学進学を考えていますが、もしプロから声がかかれば考えます。人の温かさや優しさに触れて、Ligaに参加できて本当によかったなと思います」


