酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
「ボコボコに打たれて」夏の甲子園を逃した投手も女子マネも…夢かなわず涙した球児がエスコンで歓喜の雄叫びを上げたワケ「1日目はシャイでしたが」
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広尾晃Kou Hiroo
photograph byKou Hiroo
posted2026/08/31 17:21
「Ligaサマーキャンプin北海道」のファイナルゲームはエスコンフィールドで行なわれた
〈嶋武仁:北越高校 外野手〉
「先輩方が去年Ligaに参加していて、新潟大会で負けたら行こうと思っていました。チームは準々決勝で日本文理に敗退しました。
父のいとこが広島で活躍した嶋重宣選手で、僕は小学4年生の時に会ったのが最後でしたが、親戚に有名な野球選手がいることもあって野球を始めました。体の強さはだれにも負けないと思っています。振り切って強い打球を打つことができます。センターを守っていますが、肩も強いので守備でもアピールできます。
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Ligaでは最初は結果が出なかったのですが、栗山町に来てから長打も出てチームに貢献できたと思います。プロ志望届を出します。監督さんからも、今が勝負する時なんじゃないかと言われています」
〈稲田晟:東京都市大学塩尻高校 三塁手〉
「長野県大会の決勝で松商学園に負けて、両親が『こういうのあるよ』と教えてくれてLigaに参加しました。
アベレージヒッタータイプです。守備は一塁か三塁。Ligaではチャンスの場面で回ってくることが多くて、打つことができました。夏の大会では打つことができなかったので、成長したのかなと思います。チームメイトはエラーをしてもプラスの声掛けをしてくれますし、いい雰囲気です。大学に進んで、NPBから声をかけてもらえる選手になりたいと思います」
球場で忙しそうに働いていたのは、立命館慶祥高校野球部のマネージャーの3人だ。
3人とも監督に勧められてLigaサマーキャンプに参加し、アナウンスや電光掲示板の操作、写真撮影などサポートしている。
水上咲季さん「学校のマネージャーと変わらないかなと思ったけど、最初の日はみんな緊張してる感じで、なんか新鮮な気持ちで頑張っています」
久保田莉子さん「いろんな人がいて面白いです。学校と違ってみんなのびのびしているので、楽しいです」
谷口莉子さん「SBOの判定は結構大変です。審判の方をしっかり見ています。選手は3年生ばかりで上下関係がないのでみんな仲良さそうです」
勝敗を超えた絆、夢の舞台エスコンフィールドへ
栗山町では、試合後、両チームの選手たちは車座になって互いのプレーを讃えあっていた。スポーツマンシップの考えに基づくこの「アフターマッチファンクション」もLigaの大きな特色だ。
9日の試合結果を経て、10日はエスコンフィールドへ。日本一美しいと言われるスタジアムに、選手たちは降り立った。


