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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
「登板予定がないのに肩を作る風習は本当に無駄」MLBで“9試合連続無失点”パドレス・松井裕樹は何がスゴい? 高度解析で分かったその「納得のワケ」
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カルロス山崎Carlos Yamazaki
photograph byGetty Images
posted2026/08/31 17:01
後半戦に入って一躍、パドレス救援陣の柱となっている松井裕樹。その好調の理由はどこにあるのだろうか?
日本と違うメジャー流の「合理性」も体得
試合前のミーティングに加え、試合中もiPadやポケットに忍ばせた名刺サイズのカードでデータを確認。曲がり球は変化の異なるスライダーとスイーパーを意図的に投げ分けている。
また、「登板予定がなくても肩を作る風習は本当に無駄。こっちは呼ばれてマウンドに行く時にしか電話が来ない」と語る通り、メジャー流の合理的な準備様式も完全に体得した。さらに、身体の大きいメジャーリーガーに負けないよう、試合前後の「準備」と「リカバリー」に誰よりも時間を割く。
「こっちの人は体が強い。でも僕は他の選手より時間を使ってその差を詰めていかないと。彼らがベストじゃない時に僕がベストなら優位に立てる」
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毎日、戦える状態で球場入りするためのハードワークを自らに課しているようだ。連投や、複数イニングでの登板で球数が多かった日の試合後は、「100%ではないですけど、明日は登板がない可能性が高いので」と、誰もいないトレーニングルームでもう一汗流し、球場のクラブハウスで食事を済ませてから帰宅する。
ここまで、連投は月に1回程度、3連投はさせないよう、選手たちのコンディションをコーチ、メディカルスタッフたちがしっかり管理していることも大きい。
2ストライクと追い込んでからのメンタルコントロールといった課題に向き合いながらも、プロ13年目、10月で31歳になる松井は今、ルーティンが決まっていた日本時代の守護神像を脱ぎ捨て、タフな中継ぎとして成長を遂げている。

