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「ドクターの言葉に頭が真っ白に」メジャー復帰のエンゼルス菊池雄星「選手生命の危機を感じた」左肩負傷の意外な“原因”「遠征先の深夜のシカゴで…」

posted2026/08/23 17:01

 
「ドクターの言葉に頭が真っ白に」メジャー復帰のエンゼルス菊池雄星「選手生命の危機を感じた」左肩負傷の意外な“原因”「遠征先の深夜のシカゴで…」<Number Web> photograph by Yuki Yamada

マイナーでのリハビリ登板を重ねてきた菊池

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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Yuki Yamada

 メジャー復帰登板が目前となったエンゼルスの菊池雄星投手。左肩炎症のため3カ月にわたり離脱したリハビリ期間の裏側と復帰までの道のりを、MLB担当の山田結軌記者が伝える。〈全2回の後編/前編も公開中です〉

◆◆◆

「原因は99%これだなっていうのは分かっているんで、それをしないことですね」

 左肩の負傷原因を問われた菊池雄星は、冗談を交えながら遠征先で起きた出来事を明かした。投球フォームやトレーニングではなく、登板前の体調悪化が大きく影響したと考えている。しかしまさか、投手生命を脅かす負傷につながるとは思いもしなかった。

深夜のシカゴで突然感じた“異変”

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 4月下旬、遠征でシカゴに到着した時刻は深夜だった。空腹を感じたが、営業中の店は限られていた。アスリートとしての栄養補給のため、夜食を取らなければならないと考え、ファストフード店で調達した食べ物を口にした。その約5分後、腹部の異変が起きた。食あたりのような症状に襲われた。ハンバーガーなどのジャンクフードではなく、栄養価を考慮して選んだ食事がアダとなった。

「なるべく(体に)いいものをと思って、夜中の2~3時に開いているところ(店)を探したつもりではいたんですけど……」

 翌々日には先発登板が控えていた。腹痛を起こし、ほとんど食事を取れず、脱水症状に陥った。体重も数キロ減っていたという。肩周辺の筋肉には普段と異なる緩さを感じていた。それでも、登板を見送る決断には至らなかった。先発投手としての責任感からだった。トレーナーらと相談しながら「とりあえず5回までいきます」とマウンドに上がった。しかし、その試合で左肩を痛めた。

【次ページ】 医師から告げられた言葉に「頭が真っ白に…」

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