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「マイナーで防御率15.63でもなぜ昇格?」エンゼルス菊池雄星がメジャー復帰へ「場所が場所だけに…本当に治るのかな」左肩炎症リハビリの舞台裏

posted2026/08/23 17:00

 
「マイナーで防御率15.63でもなぜ昇格?」エンゼルス菊池雄星がメジャー復帰へ「場所が場所だけに…本当に治るのかな」左肩炎症リハビリの舞台裏<Number Web> photograph by Getty Images

リハビリ登板を重ねてきた菊池

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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 メジャー復帰登板が目前となったエンゼルスの菊池雄星投手。左肩炎症のため3カ月にわたり離脱したリハビリ期間の裏側と復帰までの道のりを、MLB担当の山田結軌記者が伝える。〈全2回の前編/後編に続く〉

◆◆◆

 球場のスピードガンに「97」の数字が表示された。3イニング目、菊池雄星が投じた直球は97マイル(約156km)を計測した。92日ぶりの実戦登板で、菊池は投球のたびに表示を確認していた。

「ホッとしましたね。ケガすると、どうしても前のパフォーマンスに戻るのかなという不安が一番先にくる。97マイルが出た、しかも3イニング目に出たっていうのが非常に大きかったです」

数字だけではない「確認項目」

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 現地時間7月30日、エンゼルス傘下1Aランチョクカモンガでのリハビリ登板。3回53球を投げ、6安打6失点(自責点4)、無四球、5奪三振だった。数字だけを見れば、順調な復帰戦とは映らない。それでも、菊池が設定した確認項目は勝敗や失点ではなかった。

「球数を投げる。そして、ひとまず健康に痛みなく投げるっていうのが一番だった。やっぱりスピードも一つ気にはなっていました。球速も最終回(3イニング目)に97マイル出ましたし、球速も落ちずにいけたので、ホッとしましたね。結果は結果でいろいろありますけど、本当に順調にきていると思います」

 ブルペンでの投球練習では、気持ちを高めても球速は92マイル(約148km)前後にとどまっていた。打者を立たせても、試合特有の緊張感や出力までは再現できなかった。実戦で95マイル(約153km)に届けば十分。そんな見通しを持ってマウンドに上がった。

【次ページ】 「6失点」の意外な理由は…

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#菊池雄星
#ロサンゼルス・エンゼルス

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