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「引退するのに居残り練習」西武・栗山巧に聞いた「何をモチベーションに?」返ってきた答えに炭谷銀仁朗が唖然「変態やな、この人(笑)」レジェンドの素顔 

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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posted2026/08/30 11:04

「引退するのに居残り練習」西武・栗山巧に聞いた「何をモチベーションに?」返ってきた答えに炭谷銀仁朗が唖然「変態やな、この人(笑)」レジェンドの素顔<Number Web> photograph by JIJI PRESS

炭谷が栗山を見送る日がやってきた(写真は2017年、通算1500試合出場を達成して炭谷から花束を受け取る栗山)

「自己犠牲」と「自分の数字」の間で

「自己犠牲」と一言で表すのは簡単だが、自身もプロ選手の一人として生活がかかるなかで、自分の成績とチームの勝利を両立させることは難しい。

「伝え方が難しいのですが、チームのために自分をすべて犠牲にできる人は、プロ野球選手ではいないと僕は思っています。選手は個人事業主で、プロの世界では成績を残さないと生き残れません。チームのためにプレーするなかで、自分がどうやって生き残るか、どうやって数字も残すかと追求しているのが栗山さんだと思うんです」

 チームの勝利のために力を尽くすだけではなく、一方で自身の成績を残す術を模索してきたからこそ、25シーズンもの長き間、第一線で活躍できたのだろう。

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「当時から栗山さんは、それをどうすれば可能にできるかわかっていたと僕は思います」

伝えたいことは「実際、ないです」

 引退を発表したあとも、栗山への接し方は何も変わらないという。

「伝えたいことも実際、ないですしね。というのは、これで関係が終わる感じがしないからです。全く会わなくなることはないですし、おそらく引退試合の当日までずっと同じ感覚なのだと思います。栗山さん自身が向上心を持って練習しているし、栗山さんが野球人である以上、僕は野球の話もしたい。感情も特に変わらないと思いますね」

 最後の一打席まで、普段通りに――。それが栗山らしい終わり方だと炭谷にはわかっている。

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