酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
「東大野球部の息子と…幸せでした」元ロッテのサブマリン渡辺俊介が“夏の甲子園不出場”球児とトンボかけのナゼ「対等で楽しい関係性」が尊いワケ
posted2026/08/30 17:00
「Ligaサマーキャンプ」に参加した元ロッテ投手の渡辺俊介
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広尾晃Kou Hiroo
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Kou Hiroo
夏の甲子園に出場しなかった、全国の高校3年生が個人で参加し、選手の可能性を広げる取り組みとして開催されている「Ligaサマーキャンプ」。夏の甲子園の開催時期に、北海道の球場に選手が集まってリーグ戦形式で試合を毎日行い、最終日にはエスコンフィールドHOKKAIDOで、ファイナルゲームを行う。3年目の今年は8月2日から10日までの日程で、4チーム56人が集結した。球場は前半は新十津川町ピンネスタジアム、後半は栗山町民球場を使用した。
元ロッテ渡辺俊介が北海道に来た理由
毎年、Ligaサマーキャンプには、プロ野球で実績を残し、資格回復をした有名選手が選手のアドバイスにやってくる。
今年は栗山町の日程から、スペシャルアドバイザーとして元千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介さんがやってきた。
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渡辺さんは、國學院大栃木高、國學院大、新日本製鐵君津(現・日本製鉄かずさマジック)を経て2000年ドラフト4位でロッテに。リリースポイントが世界一低いといわれるサブマリン投法で13年通算87勝を挙げ、オールスター出場2回。退団後は米独立リーグ、ランカスター・バーンストーマーズを経て、新日鐵住金かずさマジックの投手兼任コーチとなる。2020年には監督に就任。2025年まで務めた。今はどういう境遇なのだろうか?
「僕はこれまで、必ずどこかの組織に所属してきましたが、今年はチームや組織の状況に左右されないで、自分で判断できるようになりました。今年1年は、色々な人から頼まれてきたことをしたり、会いたかった人に会おうと考えています。
このLigaサマーキャンプも阪長さん(主催する一般社団法人 Japan Baseball Innovationの阪長友仁代表)から声をかけていただきました。もともとこの企画は知っていて興味はあったのですが、この時期は都市対抗野球の時期と被っているので参加は無理でした。でも今年は早い段階で阪長さんとオンラインで話をすることができました。阪長さんの周囲の人で、僕とつながりのある人も多かったので、スケジュールが空いていればやりたいと思っていました」
こんなに楽しそうな野球は今まで見たことが
――参加してみて、どんな印象を受けましたか?
「言葉を選ばずに言うと、今の高校野球はどこかストレスを感じる部分があるんですね」
――というと?

