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《都市対抗野球2026の見どころ》柿本晟弥、樋口新、柴﨑聖人、中津大和…今年もプロ注目選手多数出場の社会人野球頂上決戦に注目!
posted2026/08/27 11:02
柿本晟弥(パナソニックから補強でNTT西日本)/24歳/183cm・80kg/右投右打
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
Mainichi Newspapers
今年の都市対抗野球の出場チームが発表された日、その顔ぶれを眺めていて、アレッ!と思った。西関東に「ENEOS」がいない。エッ‼と思ってよくよく見ると、北関東に「日立製作所」がいない、南関東には「JFE東日本」がいない、そして、東海には「ヤマハ」の文字も見えないじゃないか。
毎年、都市対抗野球の地区予選がたけなわになる6月は、プロ野球では「セ・パ交流戦」が行われ、学生野球界では「全日本大学野球選手権」というビッグイベントが行われ、そのせいもあって、都市対抗予選のゆくえからついつい目を離してしまう時期がある。
そうしたら、常連どころか「都市対抗の象徴」みたいなチームが、いつの間にか音もなく敗退していた。
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とはいえ、都市対抗野球には「補強選手」という世界の野球界で唯一無二の、見る側からすれば、すごくありがたい制度がある。
補強選手に注目せよ!
惜しくも東京ドームを逃したチームでも、その主力選手たちは、出場を競った同じ地区の出場チームに補強選手として選ばれて出場することができる。
補強選手のほとんどが、レギュラーを託せるほどのベテラン選手か、 「プロ注目」の若手の成長株だ。地区によっては、ひとつのチームから、主戦級投手とレギュラー野手のほとんどが補強選手に選ばれることがある。
「まあ、予選は残念ながら負けましたけど、自分たちどっちみち、補強でドーム行けるんで……」
笑いながら話していた若い選手に、ベテランのキャプテンが「この大バカヤロー!」と、泣きながら叱責している場面に居合わせたことがある。
渾身の闘いを挑んで敗れた、相手チームのユニフォームを身にまとってドームに立つ……そんな矛盾をも胸に秘めながら、新たな戦いに立ち向かうのも「補強選手」。彼らのプレーに注目してほしい。

