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「負けてくれ…と思っていました」“ドラ1並みのストレート”で超高評価…甲子園の「隠れた逸材」は誰? 敏腕スカウトが明かした“秘蔵っ子”たち
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安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by(L)Sankei Shimbun、(C)JIJI PRESS、(R)Hideki Sugiyama
posted2026/08/25 06:06
甲子園で勝ち上がれなかった選手の中にも当然、プロ注目の逸材は多い。敏腕スカウトが明かした「隠れた逸材」たちの名前は…?
甲子園に出てもまだ隠れたままという大器の名前も出た。鳥取城北高・刈屋遥斗投手(3年・190cm84kg・右投右打)だ。
「鳥取の予選で1イニング、ここ(甲子園)でも1イニング。それだけ。最終回の1イニングだけだから、席を立っているスカウトも多かったみたいだから、見てないんじゃないですか」
昨秋の県大会ではエース格として登板して、完封もマークしていると話したら、
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「うわっ、そうなんですかぁ。今日は打者1人でしたけど、三振とった左バッターのひざ元のまっすぐ、角度も伸びも『アッ!』ていうボールでしたよ。あれが投げられるならOKなんです。あのボールを増やしていけばいいんですから」
「あのボール」はスピードも「145キロ」をマークしていた。
「獲ろうと思っていたけど…もう、ダメだね」
――「私だけのコイツ」っていうのを聞いているんですけど。
「そりゃあ、永田でしょう!」
あるベテランスカウトが推したのは、有明高(熊本)・永田晴輝二塁手(3年・175cm69kg・右投左打)だった。
「ウチと、あといくつもなかったんじゃないですか、彼のこと知っていたの。プロ志望だったら獲ろうと思っていた。でも、もうダメだね。あれだけ能力高いとこ見せたら。ジャパンじゃないですか、私なら選びますよ」
鮮やかなフットワークとスピードで二盗どころか、三盗もサッとやってのけ、そのフットワークをフル回転させて大人顔負けの守備ワークも展開。鋭いセンター返しのライナーで快打を重ねた。
「隠し玉、隠し玉っていうけどね、私ら、無名校の中だけにいるとは思ってないからね。常連校、強豪校の中にもいますよ、そういう選手」
初めて聞く話だった。

