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「もう投げる場所がない」弱気発言の6日後…沖縄尚学・末吉良丞“まさかの復活”に密着「末吉を完璧に守った」比嘉公也監督がニンマリした“ある瞬間” 

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松永多佳倫

松永多佳倫Takarin Matsunaga

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posted2026/07/25 17:01

「もう投げる場所がない」弱気発言の6日後…沖縄尚学・末吉良丞“まさかの復活”に密着「末吉を完璧に守った」比嘉公也監督がニンマリした“ある瞬間”<Number Web> photograph by Takarin Matsunaga

沖縄県大会の準決勝と決勝に登板し、2年連続の甲子園を決めた沖縄尚学・末吉良丞。復活のウラには比嘉公也監督の深謀遠慮があった

険しい顔の比嘉公也が、一瞬だけニンマリした

 決勝戦を終えた末吉は自身のピッチングをこう振り返った。

「今まで適当だったんですが、投げられない時期に腕のいろんな部位に刺激を入れたりして鍛え直しました。スピード(球速)は気にしたいんですけど、今がボーダーラインと考えて、スピードよりも質をどうにか高めていきたいです。(背番号)1番を取り返して、1番をつけて最後までいけるようにやります」

 もう焦りや悲壮感はない。そして監督の比嘉は、末吉についてこう語った。

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「代表候補合宿後の練習からちょっと違和感があるということだったので、7月の半ばくらいを目処に、どんなに早くても(復帰は)準々決勝あたりと考えて、予定通りの登板だったかなと。今日なんかはもっと力を入れたら正直150kmを超えてほしいって思うところですけれども、イニングを投げてない割には上出来という感じかな、と思います」

 これまでの慎重な口ぶりとは明らかにトーンが異なっていた。比嘉にとってはすべて予定通りだったのだ。見事である。

 二人とも“復活”という言葉は一度も使わなかった。彼らにしてみれば、まだまだ道の途中ということだろう。だが決勝戦を見る限り、末吉は確かに復活した。あとは甲子園までに状態を上げていくだけだ。

 優勝決定後の囲み取材の最後に「この3カ月間、末吉くんを完璧に守れて良かったですね」と声をかけると、終始険しい顔の比嘉公也が、ほんの一瞬だけニンマリした。

前編とあわせてお読みください>

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甲子園優勝投手が“表舞台から消えた”…末吉良丞の“左肘重症説”は真実か? 比嘉公也監督が言った「投げるかはわかりません」沖縄尚学に現地で密着

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