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<独占告白>塩貝健人が明かすブラジル戦2日前の”異変”「殺害をほのめかすメッセージも」…オランダ戦でW杯初出場「なぜファンダイクの体を触ったのか?」
posted2026/07/29 17:00
Numberの取材に応じた塩貝
text by

木崎伸也Shinya Kizaki
photograph by
Nanae Suzuki
発売中のNumber1148号に掲載の[独占告白]塩貝健人「ピッチで結果を出してこそ」より内容を一部抜粋してお届けします。
異変に気がついたのは、ブラジル戦の2日前だった。
練習前にスマートフォンを見ると、インスタグラムに尋常ではない数のコメントが届いていた。ほぼすべて英語やポルトガル語のメッセージである。
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チャーター機でブラジル戦の会場となるヒューストンへ移動しても、コメントの通知が鳴り止まない。
ダイレクトメッセージによる誹謗中傷もエスカレートし、ついには殺害をほのめかすメッセージまで届き始めた。
塩貝健人はホテルの一室で味わったことがない緊迫感に包まれていた。
塩貝「トミくんがものすごくいいボールを」
日本代表史上、塩貝は最少キャップ数でW杯メンバーに選ばれた選手である。
2026年W杯のメンバー発表前におけるキャップ数はわずか1。慶應大学を2年の夏に休学してヨーロッパへ渡ってから、まだ2年しか経っていない。
だが、その初キャップとなった今年3月のスコットランド戦で途中出場すると決勝弾をアシストし、W杯への切符を勝ち取った。森保一監督は急成長する若者の「ギラギラ感」を買ったのだ。
勢いはすぐに形になる。メキシコ・モンテレイで行われた直前合宿の最終日、U-19日本代表との非公開トレーニングマッチの4本目に出場すると、冨安健洋のロングボールに抜け出してゴールを決めた。
W杯後に都内で行ったインタビューで、塩貝は低い声を響かせて振り返った。
「モンテレイの最終日はものすごく暑く、U-19に先制され、負けるのはやばい、頑張るぞ、みたいな感じになった。僕は4本目から出たのでより走り回れた。その結果、トミくんがものすごくいいボールを出してくれてゴールを決められました」
この練習試合は仮想オランダ戦で、森保監督からこう声をかけられた。
「健人の良さは機動力だ。W杯では後半最後のところで機動力を生かしてほしい」
塩貝は言葉数こそ多くないが、自分の立ち位置を見る客観性を持ち合わせている。今回のW杯では切り札としての覚悟を決めた。
「代表に初めて呼ばれたときから一貫してゲームの最後に使われてきた。スタメンはもちろん目指していたが、今回はチームを勝たせることにフォーカスしていたので、自分に何ができるかを常に考えていました」


