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河村勇輝、NBAペイサーズとの契約は厳しい? 不完全燃焼のサマーリーグを終えて決意新たに「NBAまでの2カ月間、ここ数年で一番きつい夏にします」
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byMike Kirschbaum/NBAE via Getty Images
posted2026/07/25 11:04
NBAペイサーズの一員としてサマーリーグのコートに立った河村勇輝(25歳)。厳しい立場を理解して臨んだが、大きなアピールとはならなかった
結局、控えポイントガードの限られた時間の中で自分のリズムを作るのに苦労することも多く、それがサマーリーグを通しての不完全燃焼の原因のひとつとなった。ただ、NBAで本契約を取ったとしても、NBAでやる限りは控えから短い時間の出場になるのはわかっていることでもある。その中で自分の活路を見出さなくてはいけない。
「NBAでプレーするためにはそういった短い時間で、ボールを持つ時間が少ない中でもチームに貢献すべき方法やリズムを作る方法を見つけないといけない。ある意味、今回そういった形で結果を残せなかったことは僕の実力不足。NBAでプレーしていくにはこういった形のプレータイムや役割が増えてくると思うんで、どうやって自分のリズムを作っていくのか、短い時間の中でどうゲームにインパクトを残すかっていうことを自分の中で明確に決めて、リズムを作らないといけないなとは思っています」
小さいPGを2人抱える可能性は低い
サマーリーグの試合を見て、スミスと同じだけ時間が与えられれば河村も同じことができる、あるいはスミスよりいいプレーをしているのになぜもっと時間を与えないのかと思ったファンもいたかもしれない。しかし、スミスにはまだNBAでどれだけできるかがわからない“未知”という武器がある。
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NBAスカウトの一人が、そのあたりについてこう語った。
「リーグ関係者は、この2年でユウキを見る機会は十分にあった。どんなタイプの選手で、NBA選手相手にどうマッチアップするかもわかっている。それに対して、ブレイデンはペイサーズにとっては地元のパデュー大出身で馴染みがあるとはいえ、NBAレベルで何ができるかを見てみたい選手なんだ。新しい選手には機会を与える。そういうものだ」
それにスミスは河村より約2歳若く、約10cm背が高い。小さな差に思えるかもしれないが、それが今のペイサーズにとっては大きな違いということだ。
そのことは、河村がサマーリーグ後にペイサーズで契約を取ることが難しい理由でもある。ペイサーズはドラフト後にスミスにツーウェイ契約を与えることで合意していると伝えられている。3人しか枠がないツーウェイ契約の中で、サイズの小さいポイントガードを2人抱える可能性は限りなく低い。


