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西田有志「僕がオミさんがいいです、と」なぜ10歳離れたセッター深津英臣を“相部屋”に指名した? 男子バレー12連勝の舞台裏「日本でやるの、緊張するよな」
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田中夕子Yuko Tanaka
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/07/22 06:37
大阪でのVNL予選ラウンドの宿舎で相部屋だったという西田有志(右)と深津英臣。10歳も離れた2人の共通点とは
「僕が『オミさんがいいです』ってお願いしたんです。僕はストレッチやケアにかける時間が周りの人とは違うから、ある程度同じスケジュールで動ける人がいいなと思ったので、オミさんがいいって。オミさんもストレッチやリカバリー、準備に時間をかけるし時間を無駄にしない。生活リズムが似ているんです」
3つの国で12試合をこなすネーションズリーグは、連戦が続く過密スケジュールだ。しかも、大阪大会は4試合のうち2試合がフルセットまでもつれた。試合開始時刻も19時20分。西田が「大変だった」と振り返るように、試合後のスケジュールは確かに過酷なものだった。
「試合が終わって、ホテルに帰って食事を摂って、それからできる限りのリカバリーやストレッチをするので、寝るのは深夜2時頃。本当は最低でも8時間は寝たいんですけど、朝方になればいくらカーテンをしていても明るくなるので、8時半には目が覚めてしまう。少し身体を動してから、昼に治療を受けて、そこからデータを見たり、体幹トレーニングをしたり。やること自体は変わらないですけど、僕は昼寝をしないので睡眠時間がちゃんと取れないのはきついですね」
深津が驚いた西田のストイックな管理
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ストイックに自分の身体に向き合う西田に「生活レベルが似ている」と言わしめる深津も自己管理に長けた選手だ。しかし、同部屋で長く時間を過ごす中で、改めて西田の徹底した姿勢に舌を巻く。
「もともと、意識が高いことは知っていましたけど、改めて自分の準備にすごく時間をかけていると思いましたね。食事、睡眠、ストレッチ、時間を全部自分で整理して取り組んでいる。僕も準備はしっかりするほうですけど、たぶんチームで一番時間をかけているのは西田です」
リフレッシュも兼ねて部屋でアニメや映画を見たり、ゲームで頭を切り替えたりする選手もいる。だが、深津と西田の部屋でゲームやアニメの話はほぼ出てこない。近況の報告など他愛ない会話もするが、大半はバレーボールのこと。特に大阪での時間は、アタッカーとセッターとして、いかにコンビを合わせるか。部屋では毎日のように会話を重ねてきた。


