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佐藤淑乃が証言「ユッコが世界一になりたい、と」女子バレー日本代表みんなの意識を変えた和田由紀子24歳の“優勝”宣言「チームとして自信が足りていない」
posted2026/08/29 11:06
アジア選手権の準々決勝・台湾戦で「68.0%」というアタック決定率を叩き出した和田由紀子(25歳)
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph by
Volleyball World
「ワダ、ワダ」
プレス席で隣に座っていた中国人記者が、日本代表のセッター・関菜々巳の手からボールが離れる前に、そう呟いた。「ここはワダだろ」と言わんばかりに。
中国・天津で開催中のアジア選手権、準々決勝・台湾戦。日本のオポジット・和田由紀子は、立ち上がりからスパイク、サーブで次々に得点を重ね、日本を勢いに乗せた。
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身長175cmとオポジットとしては小柄で、しかも細身の和田が、滞空時間の長いジャンプから、相手レシーブを吹き飛ばす弾丸スパイクを繰り出すたび、隣の中国人記者はのけぞったり、唸ったり。和田の虜になっていく様子が手に取るようにわかった。
サーブでも存在感「助走を変えた」
両チームトップの19得点を奪い、セットカウント3-0の勝利に貢献した和田は試合後、いつものように冷静に、しかし確かに手応えを滲ませながら言った。
「トーナメントの1戦目だったので、自分自身スタートからしっかりギアを上げていこうと思って、今日は入りました。チームとしても、今までの(予選ラウンドの)試合ではうまく自分たちのバレーができなかった部分もありましたが、まずはこの試合に集中して、もう一度、1戦目という意識で思い切っていこうという話が出ていました」
予選ラウンドで自分たちのバレーができなかった理由は、「サーブで流れをつかめなかったり、自分たちからミスを出したり、決めなければいけないところで決めきれなかったり」と分析。
そのサーブでもこの日の和田は存在感を発揮。1本目にいきなり、相手コートのコーナーギリギリにノータッチエースを決め、その後も次々にブレイクに繋げた。
実は今大会からサーブの助走を変えている。以前はレフト側のサイドラインの延長線上あたりから助走を始めていたが、今大会はさらに外側からスタートし、斜めに走り込んで打つ形に進化させた。
「そのほうが自分の得意なヒットポイントで、毎回ヒットできるので。今大会は特にコースの狙いを意識してチャレンジしています」

