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「本当は石井GMが責任を取るべきだった」NHK解説者が楽天・吉井理人新監督就任に感じた違和感…「監督を代えても簡単には変わらない」 

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遠藤修哉

遠藤修哉Naoya Endo

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posted2026/07/16 17:01

「本当は石井GMが責任を取るべきだった」NHK解説者が楽天・吉井理人新監督就任に感じた違和感…「監督を代えても簡単には変わらない」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

楽天監督に就任した吉井理人氏(右)と三木谷浩史オーナー

「本当は石井(一久GM)が責任を取って監督をやるべきだったと思うよ。編成の責任者であるGMなんだからね。チームを作ってきたのは自分でしょう? 監督をやった経験もあるわけだからね」

 石井氏は2018年にGMに就任、2021年から22年まではGM兼監督、2023年は監督として指揮をとり、2024年はシニアディレクターとしてチームをサポート、2025年からGMに復帰していた。石井GM体制では、FAやトレードを積極的に活用して戦力補強を進める一方、西武、ヤクルト時代に縁のある人物が首脳陣へ加わるケースも目立つ。しかし、19年、21年に3位になった以外はBクラス。今季も最下位に沈み、シーズン途中での監督交代という決断に至った。

「三木谷さんは『今年』ではなく『数年後』を見据えた中長期的な改革を託したんだろう。同級生だから言うわけじゃないけど、吉井は本当に大変な役を引き受けたと思う」

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 監督を代えるだけでは解決しない楽天の問題とは何なのか。武田氏がまず挙げたのは、選手層と育成の停滞だった。

「試合を見ても、選手がいないよね。41歳の岸孝之が今なおローテーションを支え、日本球界に復帰した前田健太が“あわや完投”と話題を集める。それは裏を返せば世代交代が進んでいないということ。岸は本当に頑張ってるよ。でも、いつまでもベテランが頑張っているだけじゃダメなんだよ」

 そして武田氏は、こんな比較を口にした。

「楽天って、セ・リーグ最下位の中日と似てると思うんだよね。両チームとも現役ドラフトで来た選手を主軸で使ってるでしょう。それは悪いことじゃない。でも、自前で育った選手が少ないから、他球団から来た選手が目立つ。そこから見えてくるのは、スカウトに問題があるということだ」

 楽天は2025年の現役ドラフトでソフトバンクから獲得した佐藤直樹を今季は主に1番打者として起用。中日も2022年にDeNAから獲得した細川成也を、翌年のシーズンで4番に据えている。

覇者ソフトバンクとの決定的な差

 武田氏は古巣でもあり、昨年の覇者ソフトバンクのスカウト体制に言及する。

【次ページ】 覇者ソフトバンクとの決定的な差

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