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「寂しい結果…自分でも情けない」吉田正尚が明かすメジャー4年目の胸中「レッドソックスが放出する可能性は低いが」現状打破の希望となる“ある数字”
posted2026/07/11 11:05
チーム内での立場は依然として厳しいが、吉田の持ち味を発揮することで道は拓けていくはずだ
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph by
Getty Images
◆◆◆
自分の価値は、バットで証明するしかない。吉田正尚の“打棒健在”を示した2日間があった。
現地時間6月27日、ボストンで行われたヤンキース戦に吉田は「1番・DH」で出場した。1回、先頭打者として相手エースのゲリット・コールが投じた外角高めを右中間スタンドに運んだ。自軍のブルペンに着弾した先頭打者弾で勝利に貢献した。翌28日はスタメンを外れたが、延長10回無死一塁の場面に代打で登場し、ライトへ強烈な二塁打。最後はジャレン・デュランのライト前へのヒットで生還し、チームのサヨナラ勝利の立役者になった。
「自分でも情けない…」明かした心中
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ただし、たった2日間で立場が変わるほど競争は甘くない。アンソニーが戻るまでの時間は、厳しいチーム内競争で自分の居場所をもう一度作るための勝負の時間だ。ヤンキースとの4連戦を前にして、吉田は悩める胸中を明かしていた。
「アンソニーが出る、出ないは関係なく、打席に立ったときに得意なスイングで終えられたらと思いますが、それが今結果的にほぼない状況。寂しい結果が多いです。自分でも情けない打席が多いと思います」
ヤンキース戦2試合で存在感を示し、7月5日のエンゼルス戦(アナハイム)では、5試合ぶりの出場で3安打1打点とアピールした。しかし、打球そのものは決してクリーンヒットした会心の一打ではない。おそらく、吉田の理想からは遠く、納得できる内容ではなかっただろう。
データサイト・ファングラフスによると、吉田のwRC+(打席あたりの得点創出力を球場差などで補正した指標。100がMLB平均)は95で平均を下回っている。DH中心で起用される打者としては、物足りない数字だ。ただ、吉田らしい特筆すべき指標がある。

