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テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
第2子誕生・大谷翔平の表情は「柔らかくなった」ドジャース取材舞台裏…パドレス女性スタッフが「明日、ブラジルが勝つわ」W杯トークになったワケ
posted2026/07/06 17:00
大谷翔平は例年、得意な6月に好調をキープ。第2子誕生もあり公私とも充実の日々だ
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
Meg McLaughlin/Getty Images
アメフトの国でW杯は盛り上がるのだろうか…と
約2カ月ぶりにドジャースの取材現場へ戻った。春季キャンプから開幕直後まで約2カ月間、毎日のようにクラブハウスへ通い、一度日本へ帰国。そして6月25日。今季2度目の渡米となった。いつもの遠征と少し違ったのは、サッカーW杯北中米大会の真っただ中だったことだ。
ロサンゼルス空港へ降り立つと、その違いはすぐに分かった。レンタカーセンターへ向かうシャトルバスには米国代表のユニホーム姿のサポーターが次々と乗り込んでくる。この日の午後にはダラスで日本―スウェーデン戦、ロサンゼルス近郊のSoFiスタジアムでは米国-トルコ戦が予定されていた。
「アメフトの国」と言われるアメリカで、W杯は本当に盛り上がるのだろうか。以前から抱いていた疑問は、空港を出て数十分で消えた。ホテルで日本代表の決勝トーナメント進出を見届け、翌26日にレンタカーを走らせてサンディエゴへ向かった。
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球場へ着いて最初に目に入ったのは、山本由伸だった。クラブハウス前の通路では、翌日の先発を控えた山本が汗だくになりながら壁当てを繰り返していた。ボールが壁をたたく重い衝撃音だけが静かな通路に響く。園田芳大通訳はこちらに気づき私も会釈したが、山本は気づく様子はない。話しかけることはできたが、その集中を妨げたくはなかった。声は掛けず、その場を後にした。
その日が登板日だった佐々木朗希ともクラブハウスで会釈だけを交わした。日米を問わず、先発投手には登板当日、メディアが積極的に話しかけないという暗黙の了解がある。試合へ向けたルーティンや集中を尊重するためだ。
大谷も山本も「お願いします!」と
午後4時前、大谷翔平が姿を見せた。愛犬デコピンのハチワレ(額から鼻筋にかけて白い毛が入った柄)がデザインされたキャップをかぶり、自身のロッカー前の席に座ると、壁当てを終えた山本と談笑していた。

