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メッシ“39歳の神プレー”はW杯通算21発でもゴール期待値5.65でもなく…「じつは守備サボってない」エムバペ27歳、ハーランド25歳を上回る“ある成績”
posted2026/07/10 17:01
メッシは北中米W杯期間中に39歳となったが、相変わらずの神プレーを連発している
text by

茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
カタールW杯王者アルゼンチンは、北中米W杯決勝トーナメント初戦カーボベルデ戦、2回戦エジプト戦を3-2で制して勝ち上がった。連覇に向けて苦しみ抜いた2試合で、数々の金字塔を打ち立てたのはもちろん――39歳となったリオネル・メッシだ。
21ゴール&21勝、9戦連発…とにかく神がかり
カーボベルデ戦では、前半29分に後方からのフィードを絶妙な左足アウトサイドでボールコントロールするやいなや、ニア上に叩きこんで先制点をゲット。その後は40歳のGKボジーニャのビッグセーブに遭ったものの、アルゼンチンの2、3点目はメッシのCKから生まれたもの。続くエジプト戦でも、前半にPKを止められたものの、2点ビハインドの崖っぷちに立たされた後半34分にロメロのヘディング弾をアシストし、その4分後には渾身の左足ハーフボレーで同点弾に追いつき、劇的な逆転劇を牽引した。
〈メッシの主なW杯記録〉◎は歴代最多、○は最年長記録もしくは史上初、※は継続中
◎通算21ゴール、31試合出場、通算21勝、6大会連続出場
○ハットトリック(38歳357日)、複数大会での7ゴール以上
※9試合連続ゴール、歴代最長出場時間(2724分)、6大会連続アシスト
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国内外各メディアで報じられている記録を眺めても、メッシの神々しさは増すばかり。ただそれ以外の数字も……興味深いものが多い。
FIFA公式サイトでは「攻撃」「配球」「守備」「規律」などの数字が算出されていて、各選手がランキング化されている。その中でメッシがゴール面以外で注目されやすいのは「フィジカル」である。
メッシと言えばオフザボール時に「ほぼ歩いている、時には止まっている」状態なのが話題になりがちだが……実際の数値はどんな感じになっているか(以下、数字はすべて決勝トーナメント2回戦終了時点。メッシは5試合468分出場)。
平均速度:4.57km/h(573位)
高速走行:298回(360位)
スプリント:124回(248位)
合計距離:35870.64m(183位)
エムバペ、ハーランドと比べてみると
この数字だけだと分かりづらいので、メッシとともに7ゴールを挙げて得点王を争う27歳のエムバペと25歳のハーランドと比べてみよう。
〈エムバペ〉※5試合482分出場
平均速度:5.33km/h(455位)
高速走行:336回(284位)
スプリント:160回(121位)
合計距離:42709.27m(98位)
〈ハーランド〉※4試合416分出場
平均速度:4.54km/h(581位)
高速走行:314回(333位)
スプリント:147回(162位)
合計距離:39442.16m(142位)
メッシと2人で明らかに違うのは合計走行距離、そしてスプリント回数だ。

