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メッシ“39歳の神プレー”はW杯通算21発でもゴール期待値5.65でもなく…「じつは守備サボってない」エムバペ27歳、ハーランド25歳を上回る“ある成績”
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茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/07/10 17:01
メッシは北中米W杯期間中に39歳となったが、相変わらずの神プレーを連発している
ハーランドはグループステージ第3戦フランス戦で“温存”されており、2人よりもプレータイムがやや短い。それでもメッシをスプリント回数で上回っている。さらにイラク戦で相手GKへの猛烈プレッシングでゴールを陥れたことからも分かる通り、一度スピードに乗ったら手が付けられない。それはエムバペも同様だ。
一方でメッシはカーボベルデ戦の先制ゴールこそ、いわゆる“裏抜け”だったが、それ以外はメッシの代名詞と言えるドリブルでのカットインを筆頭に、スプリントを必要としない形で得点を挙げている。
ゴール期待値、シュートの各指標…やっぱりすごい
メッシの驚異的な力が見てとれるのは、近年サッカー界で注目されている「xG=ゴール期待値」という指標である。FIFA公式サイトでは「xG」について〈ゴールへの試行がゴールに結びつく可能性を、シュートを放った場所、シュートの種類、アシストの種類、ディフェンスのプレッシャーなどの要因に基づいて推定する統計モデル〉と説明されているが、平たく言えば……。
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「今大会で放ったシュートは、どれくらいゴールを生み出しやすいものだったか」
とすれば、W杯だけ見るファンにもわかりやすいか。
〈xG〉
メッシ:5.65(1位)
エムバペ:3.87(3位)
ハーランド:4.54(2位)
当然のように3人がトップスリーを占めている上に、メッシが図抜けている。39歳となった今もなお「ゴールが決まりやすいシュート」を世界中の誰よりも放っているといっても過言ではない(PK2回失敗はご愛敬、といったところか)。そんなメッシら3人のシュート関係の各指標を見ても、興味深い。
〈シュート数〉
メッシ:29本(1位)
エムバペ:26本(2位)
ハーランド:17本(10位タイ)
〈枠内シュート数〉
メッシ:18本(1位)
エムバペ:17本(2位)
ハーランド:11本(3位タイ)
〈ペナルティエリア内のシュート数〉
メッシ:15本(4位タイ)
エムバペ:17本(1位タイ)
ハーランド:16本(3位)
〈ペナルティエリア外のシュート数〉
メッシ:14本(1位)
エムバペ:9本(4位タイ)
ハーランド:1本(226位タイ)
シュートレンジが幅広いメッシ、メッシ以上にペナルティエリア内に入り込んでくるエムバペ、身長195cmからたたき込んでくるヘディングなど至近距離で怖すぎるハーランド(ブラジル戦の2点目で外から打っても半端ないことが証明されたが)という、それぞれの持ち味が見えてくる。
じつは“2人以上に守備で貢献”している?
ここまで取り上げた攻撃面はもちろんのこと、ある数値を見ると、じつはメッシが“守備で貢献している”ことが分かる。

