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「日本とはやりたくない。ノルウェーや、スペインの方がいいくらいだ」ドイツ人記者が舌を巻いた“嫌がられる理由”「サノがここまで成長するとは」
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中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph byTakuya Kaneko/JMPA
posted2026/06/24 17:13
ドイツでは日本代表の評価が高まり、もはやベスト8に進出したことがない、ことが驚きなのだという
「チュニジアは初戦を終えて監督が交代したけど、監督は選手のことを知らないし、選手は監督のことを知らない中での試合だった。おそらく今大会参加国で最も悪い状態の国と言わざるをえない。とはいえ、だ。試合を通して日本が素晴らしかったのは言うまでもない。ただの一度も『この試合は難しくなるかもしれない』という印象を抱くことがなかった。勝ち点4をとったことで、決勝トーナメント進出はほぼ確実だろう」
サノはエンドウの穴を十分以上に埋めている
日本がコンパクトさを保ち続け、相手チームはセンターにスペースを全く見つけられずにいた要因の一つに、ダブルボランチが守備ライン前のスペースを常に注意深くケアしていた点がある。そしてリルは注目した選手として佐野海舟の名前を挙げた。
「サノはボランチの選手に必要なすべての要素を持っている。競り合いに抜群の強さを持ち、戦術理解度が高く、ヘディングが強く、さらに前への推進力もある。そしてミスが少ない。これはとても大事なポイント」
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所属クラブのマインツでは、中盤センターのスペースを守るタスクを一人でこなしている。どんなボールも佐野が回収して攻撃につなげていくのは、ブンデスリーガではおなじみの姿だ。
ただリルは、佐野がここまで代表で重要なポジションを担う存在に成長するとは正直思っていなかったという。
「大会が始まる直前まで、レギュラーボランチはエンドウ(遠藤航)だと思っていたんだ。エンドウはずっと日本代表でベストプレーヤーだった。僕はボランチの選手がとても大事だといつも思って見ている。そしてエンドウは代表にとってもっとも重要な選手だった。
高身長ではないけどヘディングにめっぽう強く、ボール奪取能力が極めて高い。オーガナイズ能力は非凡で、鋭い展開をすることもできる。相手のどんな攻撃をもエンドウは跳ね返すことができるんだ。そんな重要な選手の穴をどうやって埋めるんだと思っていたけど、サノは十分以上の働きで貢献しているんじゃないかと思う」

