- #1
- #2
核心にシュートを!BACK NUMBER
「あれを決めていたら…」上田綺世27歳“悪夢のW杯”から4年、チュニジア戦2発でリベンジ「でもそこで終わりじゃない」父との感動ストーリーが
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byRyan Pierse-FIFA/Getty Images
posted2026/06/24 17:01
上田綺世はチュニジア戦、文句なしのマンオブザマッチに選ばれたが、背番号18と父親をめぐるストーリーがある
「大事なのは、その経験をどう次に生かすか、自分がどう解釈するかです。悔しいという感情はもちろんありますが、それ以上に『なぜ決めきれなかったのか』を具体的に自分で考えなければならない。それを次につなげることが経験であり、成長につながるのだと思っています」
こちらが質問を重ねなくても、上田の解説はまだ終わらなかった。
「あの場面は、悔しい記憶の一つとして僕の中に確かに残っていますし、『人生を変えるチャンスだった』ことは間違いありません。
ADVERTISEMENT
かといって、そこで終わりではない。あのワンシーンだけで言えば、(課題は)ゴールへの進入角度だったのか、頭の当て方だったのか、あるいはシンプルに僕のヘディングが下手だったのか……様々な角度からプレーを捉え、次に生かす努力はしていきたいです」
失敗を感傷で終わらせず、即座に分析へと変換する。その思考回路こそが、上田という選手の本質を表している。
上田が大事にする18番…そこには父とのストーリーが
ストライカーの特長は千差万別だ。圧倒的な身体の強さを武器にする者もいれば、誰にも負けないスピードを持つ者もいる。では、上田の武器は何か。答えは決まっている。
考える力だ。
では、その力は誰によって育まれたのか。答えは「18番」を背負う彼の父親にある。チュニジア戦のスタンドに足を運んでくれた、上田にとっての“アイドル”だ――。
〈つづきは下の【関連記事】へ〉

