話が終わったらボールを蹴ろうBACK NUMBER

「森﨑浩司のことを思い出しました」広島時代から知る佐藤寿人がチュニジア戦に見た森保一監督の“チーム掌握術”「そういうところは、したたか」 

text by

佐藤俊

佐藤俊Shun Sato

PROFILE

photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2026/06/23 17:41

「森﨑浩司のことを思い出しました」広島時代から知る佐藤寿人がチュニジア戦に見た森保一監督の“チーム掌握術”「そういうところは、したたか」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

広島時代に森保一監督とともに戦い、最もよく知る佐藤寿人氏が日本代表での森保監督に見たある「秘訣」とは

「チュニジア戦が終わった後、選手のパフォーマンスを褒めた後、次の一言がコーチングスタッフへの感謝の言葉でした。今回の勝利を手繰り寄せるために相当な準備をしてきたのでしょう。

 でも、森保さんはこういうのよくやるんですよ。カメラを通して感謝を伝えて、お互いの信頼関係を強固にしていく。森保さんと会話しないスタッフもいると思うし、現場のコーチ、分析スタッフは相当な仕事をしている。それだけにカメラ越しですが、感謝の言葉をいうとそれがみんなに伝わるし、みんなも報われた気持ちになるじゃないですか。言い方が適切かどうか分からないですけど、そういうところは森保さん、したたかというか、戦略的だなと思いますね」

スウェーデン戦で重要なこととは?

——次は、スウェーデン戦になります。

ADVERTISEMENT

「スウェーデンは、決勝トーナメントに行くためには勝たないといけない。守備的にいくならオランダ戦からやっていたと思うので、日本戦は欧州のプレーオフの時のようにシンプルにロングボールを使ってセカンドボールを回収し、アグレッシブに攻撃してくるでしょう。守る際は、日本にボールを持たせて、自分たちのゾーンに引き込んで奪い、後方のスペースを使うということもしてくると思います。

 日本は、まずボールの出しどころで自由に蹴らせないことが重要になってきます。プレスをかけているとボールの“矢印”が予測できるので日本の最終ラインも対応できますが、自由に蹴られてしまうと後ろ向きの守備になり、最終ラインが跳ね返すのがけっこう難しくなります。そこでセカンドを拾われて、前を向かれて攻められると、相手にパワーがあるのでかなりやっかいです」

【次ページ】 次戦メンバー、森保さんはセンターラインの軸は外さない

BACK 1 2 3 NEXT
#佐藤寿人
#サンフレッチェ広島
#森保一
#森崎浩司
#鎌田大地
#佐野海舟
#北中米W杯
#ワールドカップ

サッカー日本代表の前後の記事

ページトップ