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猛牛のささやきBACK NUMBER
「まいど!エスピです」来日3年目で日本語ペラペラ「週5日レッスン、漢字も勉強中」オリックス右腕の仰天勉強法…手術のエースに送った日本語メッセージ
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph bySANKEI SHIMBUN
posted2026/06/19 11:03
関西弁のイントネーションも完璧。エスピノーザのヒーローインタビューはスタンドも大盛り上がりだ
「それは言っちゃダメ」先生に怒られた?
登板の前にはあらかじめ、勝利を挙げてヒーローインタビューに呼ばれた時のために日本語メッセージを用意しておくのだという。「ファンの皆さんにより近づきたいから」と、あえて関西弁にしている。
そして、チームメイトも皆、日本語の先生だ。
「麦谷(祐介)や、九里(亜蓮)、曽谷(龍平)、片山(楽生)、そういう選手たちが、『ヘイ、エスピ! これ言って、これ言って』とたくさん教えてくれます。でも先生に、『今日こういうこと教えてもらったよ』と伝えたら、『それは言っちゃダメ』って言われる。そんなことばっかりです(笑)」
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チームメイトとのフランクなやり取りはかなり日本語でできるようになってきたが、正確に伝えたい大事なメッセージは、スマートフォンの翻訳機能などを使い、丁寧に伝える。
トミー・ジョン手術の宮城、山下に送った言葉
今年5月に肘の手術を受けた宮城大弥と山下舜平大に会った際には、それぞれに翻訳機能を使いながらこう伝えた。
「ここで野球人生は終わりじゃないよ。君はまだ若いし、才能にあふれた選手だから、しっかりとリハビリを行えば、素晴らしい未来が待っている。今より強くなって戻ってくることもできるよ」
エスピノーザはアメリカにいた頃、2度トミー・ジョン手術を行い、約4年間投げられない期間があった。そんな経験を経て今活躍している右腕の言葉は2人に響いたに違いない。
そんなエスピノーザが今、心待ちにしているのは、今年2月に誕生したばかりの長男との再会だ。出産に立ち会うため2月に一旦キャンプを離れたが、我が子を抱きしめた数日後に、涙するほど後ろ髪をひかれながら1人で日本に戻ってきた。


