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<チュニジアに大勝!> W杯直前に森保一監督が語っていた”断固たる決意”「優先順位はまず得点を奪うこと」「守備をしていても攻撃は絶対に忘れちゃいけない」
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二宮寿朗Toshio Ninomiya
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/22 17:04
オランダに引き分け、チュニジアに大勝したサッカー日本代表・森保一監督。W杯直前に語っていたこととは…
これが見事に当たる。後半39分、中村からボールを受けた三笘が3バックの一角からオーバーラップしてきた鈴木淳之介にパスを送り、左サイドからのクロスを代表デビューの塩貝が落として伊東純也がゴールをもぎ取った。従来の3-4-2-1をベースとして磨き、右サイドの伊東、堂安律同様にシャドーとウイングバックでの併用がここぞで活きたシーンでもあった。
「優先順位はまず得点を奪うこと」
前線を厚くしたことによって守備のマークでは混乱が見られた。だが森保からすればそれも織り込み済みだったという。
「点を取って勝たないとグループステージ敗退に終わるというシチュエーションを想定した場合、守備が難しくなることは分かっていても優先順位としてはまず得点を奪うこと。それも含めて、試せたうえで結果を出せたところが良かったと思っています」
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続くイングランド戦の成果は、FIFAランク1ケタの強豪に前半で奪った1点のリードを最後まで守り切ったことだ。昨年10月のブラジル戦は前半2点を奪われて後半にハイプレスから流れをつくって逆転したが、この日はコンパクトなミドルブロックを機能させた。1トップを想定したハリー・ケインが欠場したなかでも後手に回ることはなかった。
「ケインが引いたスペースにイングランドの選手たちが出てきたり、左サイドバックの(ニコ・)オライリーがポジションを流動的に変えてきたり、そういう対策を含めてハイプレスが難しい場合はスペースを与えないでミドルブロックで構えていこう、と。頭を整理して割り切って臨んでくれましたし、相手にとって嫌がる守備だったかなとは思います。イングランドはちょっとイライラしていたような印象でした。
ブロックをつくって粘りながら戦ってカウンターに転じる守備もできれば、ハイプレスからボールを奪って攻撃に出ていく守備もできる。その両方を磨き上げ、攻撃のオプションを増やして戦術的に柔軟性を持たせていく。だから守備をしていても攻撃は絶対に忘れちゃいけない。攻撃につながらない守備は押されてドーハ(の悲劇)みたいなことだって起こりうるわけですから」
イングランド戦ではクロージングにおける「テスト」があった。昨年11月のガーナ戦に続いてストッパーの鈴木淳を左ウイングバックに配置し、厄介なジャロッド・ボーウェンを抑えに掛かった。鈴木はヘディングも強く、空中戦対策も兼ねていた。
勝負どころでサイドを攻略したのがスコットランド戦なら、サイドを封鎖したのがイングランド戦だと言える。
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