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市場価値44億円の日本代表MF「W杯でブレイクするので」「(三笘)薫くんみたいな」鈴木唯人24歳がニヤリと語った「すんごい自信」の源〈インタビュー〉 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byPat Elmont - FIFA/Getty Images

posted2026/06/21 06:03

市場価値44億円の日本代表MF「W杯でブレイクするので」「(三笘)薫くんみたいな」鈴木唯人24歳がニヤリと語った「すんごい自信」の源〈インタビュー〉<Number Web> photograph by Pat Elmont - FIFA/Getty Images

ケガ人が続出した日本代表シャドーにあって、鈴木唯人は自身の語る通り「W杯でブレイク」できるか

「いやまぁ、それは大丈夫です(笑)」

 そうはぐらかすが、上手くいかないときにメモを見返すことで、自分の原点に立ち返ることができる。

 鈴木は絶対に失敗しない男ではなく、同じ失敗は絶対に繰り返さない男であることは前回記事で記した通りだが、そういう選手になれたのは、そうした日々の細かい取り組み故なのかもしれない。

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 だから、2024年6月の日本代表でのデビュー戦も克明に思い出せる。

「もっときれいにやろうとせずに、シュートなり、ゴリゴリとドリブルに行くなり、わかりやすいプレーをもっとやっても良かったと今になって思うんですよね」

「薫くんみたいに」「ここでブレイクするので」

 その反省があったから、1年後に代表から再び声がかかると、まずは自分の良さを出そうと心がけた。そして、それはW杯メンバー発表前最後のテストの舞台となったスコットランド戦でも変わらなかった。

「ブンデスでやってきたことを出すだけだと思っていたので。やれる自信も、ある程度ついていたので。深いことは考えなくていいやと。それは間違いなくできました」

 それでも、代表での自分に対する採点は、まだ辛い。

「僕自身、まだ、フライブルクと同じレベルのプレーを代表で出せているとは思っていないので。しっくりくるまで、自分のプレーを出せるようになるまで、やることをやっていければ、良い感じでW杯を迎えられるのかなと思います」

 自分の強みについては、はっきりと自覚している。尊敬する先輩である南野拓実や、同じ年の久保建英が技術に秀でているタイプであるのに対して、自身は異なるタイプだと言い切る。

「前に推進力を持って、よくわからないところにでもゴリゴリと突っ込んでいく。それが僕の強みだと思っているので」

 では、オリジナルな強みを持って、W杯ではどんな活躍をイメージしているのか。

「僕のことをわかってくれている人はいるかもしれないですけど、案外、まだみんなわかっていないと思うので。前回のW杯で言えば、(三笘)薫くんみたいな……。まぁ、楽しみにしていてください!」

 ニヤリと笑いながら言い放った鈴木は、こう言葉を添えるのだった。

「ここで、ブレイクするので」

タケも落ち込んでいるわけでは

 オランダ戦では、チーム内で鈴木と唯一の同学年である久保建英が負傷した。少なくともグループリーグが終わるまでは起用されないはずだ。厳しい状況だが、他の選手は「怪我の功名」と感じさせるような活躍をしないといけない。

【次ページ】 チュニジア?スウェーデン?恐れる相手ではない

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