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「驚きましたね」西武・石井一成が忘れられない恩師・新庄剛志監督の素顔「3番と6番どちらがいい? ってDMが来て…」FA移籍の新天地で誓う“恩返し” 

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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posted2026/05/18 11:05

「驚きましたね」西武・石井一成が忘れられない恩師・新庄剛志監督の素顔「3番と6番どちらがいい? ってDMが来て…」FA移籍の新天地で誓う“恩返し”<Number Web> photograph by NumberWeb

今季日本ハムから西武へFA移籍した石井一成

 そんなファイターズと比べ、ライオンズの雰囲気はどうかと尋ねると間髪入れずに答えが返ってきた。

「めちゃくちゃいい雰囲気ですね。過ごしやすいです。自分は新しい環境が苦手なんですけど、いつも周りの選手が気を使って話しかけてくれます。西川愛也選手は最初に会ったときから『カズさん』と呼んでくれました。それまで一切、話をしたことがなかったので、その距離感が謎でしたが(笑)。そうやって後輩も、先輩も、入りやすい雰囲気をあえて作ってくれているんだと思います」

「より“結果”が欲しくなるんですけど…」

 新天地でスタートを切った今シーズンだが、では石井個人が開幕前に力を入れて練習してきたことは何だったのだろうか。

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「まずはケガなくというところを一番に考えて、自主トレーニングはフィジカル強化をメインに練習してきました。それについてはシーズンが始まって、長く戦っている間にその効果が出てくるといいですね」

 FAでの移籍ということで、当然のことながら周囲の期待は大きく膨らむ。

「もちろん期待していただいていることは感じますね。だから、より“結果”が欲しくなるんですけど……。そこは、まだまだそういう“いい選手”だとは思っていないので、これから周囲の選手と競争しながらやっていきたいと思います。大変なことはこれまでより多くなると思うのですが、そこでどんな方法で乗り越えるか……。自分自身でも今後の自分が楽しみです」

2号アーチも…定位置確保へ奮闘中

 オープン戦では打率が1割を切り、開幕スタメンからも外れた。二軍調整も経て4月30日に再昇格すると、5月2日には移籍後初ホームラン。12日のソフトバンク戦では2号2ランを放ち快勝の立役者となった。5月18日現在19試合に出場し、レギュラーポジション獲得に向けて猛アピールを続けている。

 長いシーズン、今後も好調な時期もあれば、逆に不振に苦しむ時期もある。しかし、石井は「そういう状況で、どのような姿を見せられるかが大事」だと冷静に語る。

 真価が問われるなかで奮闘する姿に、これからも注目したい。〈前編も公開中です〉

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〈単独首位〉西武・石井一成「自分がこれほど必要とされているんだ…」明かしたFA移籍の理由「出るとなると勇気が必要でした」日本ハムへの感謝と葛藤

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