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NHK解説者が驚いた「ヤクルトスタメンは“知らない名前ばかり”」最下位予想ヤクルトがまさかの首位、池山監督は“育て上手”上司説「犠打数がリーグ最少『3』のワケ」 

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遠藤修哉

遠藤修哉Naoya Endo

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photograph bySankei Shimbun

posted2026/05/14 17:31

NHK解説者が驚いた「ヤクルトスタメンは“知らない名前ばかり”」最下位予想ヤクルトがまさかの首位、池山監督は“育て上手”上司説「犠打数がリーグ最少『3』のワケ」<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

12球団最年長の新人監督・池山隆寛(60歳)

 ヤクルトの犠打はここまで「3」(2番目に少ない巨人でも「15」)。ノーアウト二塁でも投手にバントをさせず打たせ、タイムリーヒットが出ると「イケヤマジック」などとファンからは称賛されている。

新守護神への警鐘「じつはコントロールはよくない」

 武田氏が驚くのは、最大の弱点と見られていた投手陣の変貌だ。昨季3.59でリーグ最下位だったチーム防御率は、巨人、広島と僅差でリーグ3位の3.18。その変貌ぶりが見て取れる。

「正直、ここまで投手陣がいいとは思っていなかったよ。先発陣も3、4月で4勝をあげた山野太一を中心に吉村貢司郎、高梨裕稔、松本健吾、奥川恭伸などが揃っている。さらに後ろのピッチャーも安定している。今のところ、面白いようにハマっている」

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 勝ちパターンの中継ぎの新外国人右腕リランソ(ケガで登録抹消)、清水昇と安定性がある。その中でも注目を集めているのが、新守護神の左腕・キハダだ。155キロを超えるストレートを武器にクローザーに定着し、防御率0.00。しかも初登板から10試合連続セーブとプロ野球記録を更新した。

「キハダはエンゼルス時代から見てるけど、相変わらず真っ直ぐ中心のピッチング。あの球は威力あるよね。ただ、今はまだ相手に研究されていないから抑えられている部分もある。実はコントロールはいいほうじゃないから、見極められたりして、パタッとストライクが取れなくなるときが必ず来る。そうなったときにどう修正し、どう乗り越えられるかだ」

「本音では…どこかで息切れするだろう」

 そして正念場とみられていたゴールデンウィークの9連戦を5勝4敗で乗り切ったが……。

「ただ、本音を言えば、どこかで息切れするだろう。今のヤクルトは大砲がいないぶん、得点力は決して高くない。4月の後半は2点台だったしね。現状はオスナ、サンタナの両外国人に頼り切っている構図だから、彼らが封じられたときに誰がカバーするかだ」

 武田氏が期待を寄せるのは、前述の岩田、鈴木、伊藤といった若手の台頭だ。

「彼らのような若い連中が、どれだけ踏ん張れるか。しかし、これまで1年を通してレギュラーとしてやってきていないから体力面の不安もあるし、相手チームに分析されて、この先はマークも厳しくなる。ヤクルトは伝統的に『チャラい』チーム。いいときは”イケイケドンドン”で行けるけど、歯車が狂うと一気に落ちる。そのときに、伝統的なチャラさを体現する池山監督がどういう空気を作れるか」

 快進撃は「春の珍事」で終わるのか、それとも本物か。

<中日編から続く>

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