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「血液検査で必要な栄養素を分析」「個々の味の好みに対応」進化するプロ野球・選手食堂のリアル…人気のロッテ“かもめし”は「朝昼晩食べる選手も」
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梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph byChiba Lotte Marines
posted2026/05/07 11:00
選手食堂の充実ぶりに驚いたというロッテルーキーの毛利。新人ながら先発ローテ入りし、ここまで2勝を挙げている
おみそ汁は赤出汁、白味噌の両方を提供する。一度、選手たちにアンケートをとったら白味噌派が多かった。だから、白味噌がビュッフェ形式の料理台の手前に、赤出汁が奥に置かれているという細かい配慮もある。
お酢ドリンクのアンケートをとって、マスカット味とパイナップル味も置かれたりした。アスリートに欠かせないビタミンDとEPAを摂取するため、それらを豊富に含む魚をメインにした朝食の提供も忘れない。
ソトがお気に入りの意外なメニューとは…
「こだわりの大きさとカット方法で柔らかく仕上げています」(管理栄養士)。一番人気はサケ。サバはシンプルな塩焼きが人気。今年からキャプテンを務めるネフタリ・ソト内野手はカレイの味醂(みりん)焼きがお気に入りだ。
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中継ぎ投手として4月だけで4勝を挙げるなどチームを支える八木彬投手も「ボクらにとって食事はものすごく大事。パワーの源。本当にバリエーションも多いので助かっています。今日は何が出るのかなあ。そうきたかあ!みたいな」と“食堂パワー”に感謝する。
ちょっと疲れが見え始める時期には、キャンプ地宮崎県都城から提供される宮崎牛をメインにした焼肉祭りも企画している。ただ単に栄養素やカロリーを意識するのではなく、様々な状況に応じて臨機応変にチームを食で支援する。
マリーンズの食事の模様は球団公式YouTubeや公式XなどのSNSなどでも紹介され、その豊富さには他球団選手から驚きの声が寄せられることもある。12球団でもトップクラスのマリーンズ食堂。通称「かもめし」。これからも様々な趣向を凝らしながら、カモメ戦士を後押ししていく。


