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井上尚弥と笑顔で激闘…中谷潤人の“異様な才能”「中谷君、凄えなと」「もう顎の下に拳が」TKO直後、痛みはなかったはずが…7年前に敗れた男が証言
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2026/05/05 17:00
井上尚弥との激闘で敗れながらも武勲を上げた中谷潤人。若き日から発揮していた異様な才能とは
「正直、わからなかったですね……。ボクシングだったら、見て(超一流選手だと)わかったと思う。でも野球だとちょっとわからなかったな……」
「中谷君、凄えな、と」「もう顎の下に拳が…」
では、ボクシングではどうだったのか。2019年2月の中谷戦について、望月は記憶をたどる。
「アッパーをたくさんもらいましたもんね。鼻血も出たし、300発くらいもらったかな」
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だが試合中も試合直後も、不思議と痛みもダメージも感じなかった。
中谷にはパンチ力がない――。
そう確信していた。しかし真実を知ったのは、試合後数時間が経ってからのことだった。
「中谷君、凄えな、と」
「僕がパンチを打って頭を下げたら、もう顎の下に拳が……」
