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「1人の人間として」17歳の三浦璃来を成長させた“木原龍一との出会い”…りくりゅう引退会見で「泣かないで」9歳年上の木原が、三浦に支えられるまで 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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posted2026/05/04 11:00

「1人の人間として」17歳の三浦璃来を成長させた“木原龍一との出会い”…りくりゅう引退会見で「泣かないで」9歳年上の木原が、三浦に支えられるまで<Number Web> photograph by JIJI PRESS

ペア結成1年目、全日本フィギュアフリーの演技を行う三浦璃来と木原龍一

 北京へ、ミラノ・コルティナへ、と一緒に走り続けてきたのはむろん、三浦だ。

 記者会見の言動は、三浦の過ごしてきた時間を思わせた。

 2019年に木原とペアを結成し、初めてのグランプリシリーズ出場となったNHK杯を皮切りに、ミックスゾーン等で数多く取材を受けてきた。ただ、どちらかと言えば木原が主となって答える場面が多かったし、木原の言葉を受けて話すことも少なくなかった。シングル時代も含め、キャリアの長さが異なるから自然なことではあったが、それが取材の場にも表れていた。

「1人の人間として…」木原とともに成長した三浦

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 しかし引退会見では、かつての様子とは異なる堂々たる姿を見せた。

 会見冒頭、挨拶の言葉を始めようとすると木原が涙した。「泣かないで」と優しく言葉をかける姿、また、一つ一つの質問に、丁寧に、自分の思いや考えを言葉に表していく姿、それらはやはり、過ごしてきた時間を思わせた。

 会見の中で三浦が話した次の言葉が象徴的だ。

「木原さんと組んだ7年間はアスリートとしてだけじゃなくて、1人の人間としても成長することができた、この7年間っていうのはかけがえのない時間だったなっていうふうに思ってます」

 成長したのは、三浦だけではなかっただろう。互いが成長できた時間も、2人の関係性をあらためて感じさせた。そこにうかがえるのは、敬意と信頼にほかならない。

【次ページ】 りくりゅうが思い描く“日本ペアの未来”

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