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「当然、若月に代打を送ると…」なぜ周東佑京は“出場しなかった”のか?「周東をスタメンに」まさかの敗北、WBCベネズエラ戦前にあった“幻の起用プラン”―2026上半期読まれた記事
posted2026/05/22 11:00
ベネズエラ戦直前の周東佑京。「侍ジャパンの切り札」は最後まで投入されなかった
text by

佐藤春佳Haruka Sato
photograph by
Nanae Suzuki
2026年の期間内(対象:2026年1月~4月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。WBC部門の第3位は、こちら!(初公開日 2026年3月18日/肩書などはすべて当時)。
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周東佑京の出番は最後まで告げられることがなかった。大会前から大一番と位置付けてきた準々決勝。ベネズエラとの接戦で、走攻守のどれをとっても一級品の「切り札」を使うことができないまま、日本代表はマイアミの地を去った。
「ベネズエラは力のあるチームですし、最後まで気は抜かないようにやっていましたけど、非常に強かったなと思います」
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井端弘和監督は5−8で敗れた戦いをそう振り返ったが、攻撃面で悔いが残るとすれば「切り札」の使いどころに尽きるのではないか。
4回過ぎから出場準備を続けていた周東
試合は早々から乱打戦となった。1回に、ロナルド・アクーニャJr.と大谷翔平がいずれも先頭打者ホームランを放ち1−1。「3番・センター」で起用した鈴木誠也が右足を負傷して早々に交代するという悲劇があったものの、代わりに途中出場した森下翔太が3回に勝ち越しの3ランを放ち、流れを日本に引き寄せた。
しかし、5回に第2先発としてマウンドに上がった隅田知一郎がマイケル・ガルシアに2ランを浴びて1点差。6回には満を持して送り込んだ伊藤大海が3ランを被弾して、2点ビハインドの展開となった。
先発を外れていた周東が動き出したのは、試合が中盤に差し掛かる4回を過ぎたあたりだ。ベンチ裏に下がる時間が長くなり、出番に向けて入念な準備を進めていたとみられる。しかし、日本は3番・森下から始まる5回の攻撃で三者凡退。不調が続いていた6番・村上宗隆から始まり下位打線へと続く6回は、誰か一人でも出塁すれば代走として出番が回ってきたはずだが、ここも三者凡退とチャンスを作り出すことができなかった。
勝負の分かれ目となったのは2点ビハインドのまま迎えた7回の攻撃だ。

