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名作「ミウラは素晴らしいが、キハラは…」“消えたフィギュア王国”ロシアの三浦璃来&木原龍一への本音…元・最強国が報じた「りくりゅう金メダル」―2026上半期読まれた記事
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別府響Hibiki Beppu
photograph byAsami Enomoto/JMPA
posted2026/05/13 17:00
日本初となるフィギュアスケートペア種目で金メダルを獲得したりくりゅうペア。その偉業を「消えた強国」はどう報じたのか?
上述のロドニナ氏も、りくりゅうペアの勝利を賞賛する一方で、「全体を見れば非常に悲しい光景だった」と述べている。
「もちろんロシアのペアがいなかったことが一番悲しかったです。ただ、会場にはいたるところに『ロシアの精神』が漂っていたようにも思います。ある国のペアそのものや、もしくは1人の選手がロシアに縁のある選手だったりしましたから。
現代でもフィギュアスケートのペア種目は、ロシアに安定した実力を持った組が多いのが事実です。この種目の骨組みは、常にロシアのペアで構成されてきたのです」
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ロドニナ氏はそんな風に、強豪国のプライドをのぞかせる。
ペア種目の表彰台「半分」がロシア出身選手!
実際にミラノ・コルティナ五輪でジョージアに冬季五輪初の銀メダルをもたらしたアナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラワのコンビはともにロシア出身。また、銅メダルを獲得したドイツ代表のニキータ・ボロディンも元ロシア国籍だ。つまりペア種目では、実に表彰台に上った6人のうち半数がロシア出身ということになる。
ジョージアは競技力向上のために、近年はロシアからの選手受け入れ強化が進んでいる。ボロディンはロシア国内で競技パートナーが見つからなかったことがきっかけだったという。
かようにいまだフィギュアスケート界では大きな存在感を見せている大国・ロシア。
こうして同国の報道を見てみると、そこには強国としての強固なプライドとともに、衝撃的な演技を見せてくれたりくりゅうペアへのある種の“やっかみ”や“羨望”も見て取ることができた。
はたして4年後のフランス・アルプス五輪の舞台に、彼らの姿はあるのだろうか?
―2026上半期海外が見たりくりゅう部門 BEST5
1位:「ミウラは素晴らしいが、キハラは…」“消えたフィギュア王国”ロシアの三浦璃来&木原龍一への本音…元・最強国が報じた「りくりゅう金メダル」
https://number.bunshun.jp/articles/-/870185
2位:「強くならなければと思いました。彼を支えたかった」三浦璃来の言葉に米メディアも感銘…“フィギュア大国”でも話題のりくりゅうペア「本当の強さ」
https://number.bunshun.jp/articles/-/870184
3位:「もはやSF!」「魔法のペア」りくりゅうにイタリアTV局も現地紙も“五輪のドン”も恋した「リクとリュウイチが…心から嬉しい」コストナーは感無量
https://number.bunshun.jp/articles/-/870183
4位:「これではミウラとキハラに勝つのは…」三浦璃来&木原龍一“りくりゅうペア”批判のロシア人選手に国内メディアが酷評?…「悩めるフィギュア大国」の現在地
https://number.bunshun.jp/articles/-/870182
5位:「勝者は裁かれない」ロシア《前世界最高得点》ペアがりくりゅうに脱帽…ライバルが語った三浦璃来&木原龍一“五輪の伝説演技”「彼らは本当にクリーン」
https://number.bunshun.jp/articles/-/870181

