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「実は去年の秋には決まっていた」DeNA牧秀悟が明かす、新打順・1番起用の真相と新体制の手応え「相川亮二監督の野球には“裏”があります」 

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2026/04/20 11:01

「実は去年の秋には決まっていた」DeNA牧秀悟が明かす、新打順・1番起用の真相と新体制の手応え「相川亮二監督の野球には“裏”があります」<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

今季1番打者という新境地に挑戦する牧秀悟。チームを引っ張る意気込みを語った

「どんな結果であれ振っていこうと決めていました。一塁を回ったときは、一番テンションが上がってしまったというか、感情が表に出てしまいましたね」

 ちょっと照れたような様子で牧は言った。この日、ゲームには負けてしまったが、新たに誕生した“1番・牧”は、相手にとって威圧感のある存在として、これからもチームをけん引していく。

 さて、一方でチームはスタートでつまずき、勝率5割に届かない状況がつづいている。当事者である牧は、もどかしさを口にする。

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「ここまで勝てた試合も多かったと思いますし、上手く行かないことが多いなと感じています。やはり勝てるところで勝たないと厳しくなってくる」

 そう言うと牧は顔を上げた。

「ただチームの雰囲気は決して悪くありませんし、点も取れている。だから投打の歯車さえ噛み合えば一気に行けるのではないかという実感はあるんです」

牧が感じている“相川野球”とは

 果たして、新たに指揮を執る相川監督の目指す野球とはなにか。肌感覚で牧は語る。

「一本、筋の通った野球だということは感じています。あくまでも野手としての目線ですが、選手を信頼してくれていますし、打たせるところは思い切って打たせてくれる。

 毎試合、負ければ相川監督は『私の責任』とおっしゃいますし、選手を信用しきってくれているのは感じています。だからこそ選手たちは、まだ体現できていない相川監督のやりたいことを汲み取って、より勝てるチームになっていければと思います」

 牧はそう言うと、思案するような表情を見せた。

「言い方はアレですが、相川監督の野球は“裏”があるというか、作戦面において表面だけではなく、なにかを感じ取りながら試合を運んでいるように感じるんです。自分としてもそこを1試合1試合学びながらできているし、どんどんカタチにしていければいいと思っています」

 シーズンはまだ始まったばかりであり、新監督の門出ゆえに難しい面もあるだろう。しかし今後の変化や成長といったポジティブなポイントは確実にあると牧は言う。これからいかに相川野球が花開いていくのか、注目していきたい。

〈全2回の1回目/後編に続く

#2に続く
「自分には驕っていた部分があった」DeNA牧秀悟がWBCの苦闘で得た気づき「近藤健介さんや森下翔太の助言で、打撃を180度変えないと、と」

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