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[1次ラウンド(3)]vs.オーストラリア 4-3 KEY PERSONS:菅野智之/吉田正尚
posted2026/03/29 09:00
菅野智之
text by

石田雄太/鷲田康Yuta Ishida/Yasushi Washida
photograph by
Yukihito Taguchi
菅野智之は昨年、プロ13年目にして海を渡った。そんな菅野がメジャーで戦うために、一つ挙げた勝負球がスプリットだった。
「メジャー全体でも2%しか投げているピッチャーがいない球種ですから……僕にとってはもともと得意だったボールじゃなかったんですが、シュート気味に横回転をかけるイメージに変えてから落ちるようになりました」
実際、スプリットを武器にメジャー1年目から30試合に先発し、2ケタの10勝を挙げた菅野。60年ぶりの天覧試合となったオーストラリア戦で、再三のピンチを切り抜けたのがスプリットだ。初回、ツーアウトから3番のアーロン・ホワイトフィールドにスライダーを、4番のアレックス・ホールにはカットボールを打たれて一、三塁となる。ここで菅野は5番のジャリド・デールにインローへ鋭く落ちるスプリットを投げた。結果、ショートゴロに打ち取って、先制点を与えない。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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