侍ジャパンPRESSBACK NUMBER

「井端監督の限界」大谷翔平がいても山本由伸がいても勝てない現実…韓国メディアが冷徹分析「WBCアジア野球“全滅”」への危機感も吐露

posted2026/03/19 17:25

 
「井端監督の限界」大谷翔平がいても山本由伸がいても勝てない現実…韓国メディアが冷徹分析「WBCアジア野球“全滅”」への危機感も吐露<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

惜しくも準々決勝敗退となった侍ジャパン。隣国・韓国は井端監督の采配に疑問を投げかけた

text by

キム・ミョンウ

キム・ミョンウKim Myung Wook

PROFILE

photograph by

Nanae Suzuki

 まさか、日本がここで消えるとは――。

 WBC準々決勝でベネズエラに5-8で逆転負けを喫した日本の姿は、アジアの野球界でも激震が走った。

 大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚らを揃えた「史上最強打線」を擁しながら、なぜ足をすくわれたのか。隣国・韓国のメディアはこの敗戦を、単なる番狂わせではなく「日本野球に生じた構造的な綻び」として冷徹に、かつ強い関心を持って報じていた。

韓国メディアも指摘した継投策

ADVERTISEMENT

 韓国紙『イルガンスポーツ』が真っ先に、そして最も辛辣に指摘したのは、日本の誇る「投手王国」の崩壊だった。同紙は「次々と崩れたNPBトップクラスの先発投手たち……日本もブルペン崩壊で脱落した」と見出しを打ち、負傷者が相次いでベストメンバーを組めなかった救援陣が日本の命取りになったと分析した。

 実際、ベネズエラ戦の継投は日本の誤算を象徴していた。先発の山本由伸が4回2失点で踏ん張った後、5回に隅田知一郎、6回に伊藤大海、7、8回に種市篤暉と、いずれも国内リーグで先発として実績のある投手を注ぎ込んだ。しかし、これが裏目に出る。マイケル・ガルシアの2ラン、ウィルヤー・アブレイユの逆転3ランと、一発に泣いた。

『イルガンスポーツ』は、短期決戦において井端弘和監督も話していた「その時点で状態の良い先発投手を投入する」戦略自体は否定していなかったが、「(リリーフ専門ではない)隅田、伊藤、種市ともに慣れないルーティンや状況の中で揺らいだ」と指摘。国際大会で常に強みとしてきた「役割分担の明確さ」が失われた時、日本もまた脆さを露呈することを、教訓として伝えている。

【次ページ】 井端采配への疑問「なぜ山本を降板させた?」

1 2 3 NEXT
#大谷翔平
#山本由伸
#鈴木誠也
#吉田正尚
#隅田知一郎
#伊藤大海
#種市篤暉
#井端弘和
#栗山英樹
#キム・ドヨン
#キム・ヘソン
#エマニュエル・デヘスス

プロ野球の前後の記事

ページトップ