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5位転落、韓国でも再燃…カーリング女子“選考問題”「野球やサッカーのようにベストメンバーを選ぶべき?」韓国が報じた“2勝7敗”フォルティウスへの見解
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キム・ミョンウKim Myung Wook
photograph byAP/AFLO
posted2026/02/23 06:15
最終戦でカナダに敗れ準決勝進出を逃したカーリング韓国女子代表・京畿道庁
今大会、日韓両国は「チーム単位」での選考を採用している。カーリング界では主流の選考方法で、コミュニケーションが重要となる競技性や強化の過程を考えると妥当ではあるが、しかし、日本が銅(平昌)、銀(北京)と繋いできたメダルロードが途絶えたことで、SNS上では「五輪で実績のあるロコ・ソラーレだったら……」「各チームの優秀な選手を集めた『オールジャパン』なら結果は違ったのではないか」という厳しい指摘が散見した。
こういった反応は韓国においても見られた。「ドリームチーム」が結成可能なら、平昌五輪でカリスマ的な存在感を放っていた“メガネ先輩”ことキム・ウンジョンと、今大会最高のショット成功率を誇ったキム・ミンジが同じチームでプレーする姿が見られる。想像をふくらませるファンも少なくなかった。
ただ、『スターニュース』はこの議論に対し、極めて慎重に分析している。
“物足りない結果”だけで方針転換していいのか
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「日本(フォルティウス)への問題提起は当然、発生しうる疑問でもある。それは韓国(5G)も同様だが、現行の体系では特定選手が負傷したり、不調に陥った場合、適切な代替案がない。個人の選抜方式に変われば、こうした状況に対しては柔軟に対処できるだろう」とメリットを認めつつ、次のような懸念を強調している。
「ただし、(個人の選抜方式が)どれほど効果があるかは未知数だ。依然として多くの国でチーム単位の選定を行う理由は明確だからだ。カーリングはショット一つひとつごとに絶えず疎通し、互いに呼吸を合わせなければならない種目である。特にスキップのリーダーシップが大きな影響を及ぼすが、その指揮にチームメンバーがどれほど積極的に従い、機敏に反応するかどうかが結果に直結しうるスポーツなのだ」
同サイトはさらに、スウィーパーたちの瞬間的な判断についても「長期間呼吸を合わせていなければ持続しにくい」と指摘。「結果への物足りなさから多様な問題提起がなされているが、結果だけに重きを置いて急いで変数を試すより、新しい方式の問題点や副作用を綿密に調べるべきだろう」と総括した。


